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楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp | |||
Marian McPartland With Strings | |||
マリアン・マクパートランド | |||
Silent Pool | |||
1997ConcordJazz | |||
Arranged & Conducted By Alan Broadbent | |||
ベテランの女性ピアニスト。ストリングス・オーケストラをバックにしたピアノ・トリオ。ジャケットのごとく湖畔を漂うようなセンチメンタルで芸術的なバラード曲が中心です。オーケストラのアレンジャー指揮がベテランのAlan Broadbentなので、実に優雅で美しい演奏です。クラッシック音楽のオーケストラのような壮大さも感じます。気品あるメロディの曲ばかりですが、なんと全曲が彼女のオリジナル(共作も含む)。しんみりと思いにふけりたい時などに最適なアルバムです。名門のConcord レーベルからの作。 | |||
1曲目プロモーション・ビデオ | ||
(▲マークを2回クリック) | ||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp 輸入盤 Amazon.co.jp 国内盤 |
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Keith Jarrett | |||
キース・ジャレット | |||
The Melody At Night With You | |||
メロディ・アット・ナイト、ウィズ・ユー | |||
1999ECM | |||
Solo Piano | |||
有名ピアニスト。ソロ・ピアノ。全曲がセンチメンタルなスタンダード曲のバラードばかりで落ち着きます。内省的で、しんみりと心に染み入る演奏です。Keith Jarrettは演奏中に特有の変な酔っ払いのようなウナリ声を出すのが特徴の人ですが、本作は、病み上がりでの自宅での録音のこともあって、ウナリ声は、ほぼ無しです。Amazonでも100件以上の絶賛のレビューが寄せられている人気ぶり。タイトルの「The Melody At Night With You」は直訳で「あなたと一緒の夜のメロディー」です。夜に本でも読む時にも邪魔にならず最適な静かなソロ・ピアノ演奏です。1990〜2010年頃は現代の3大ジャズ・ピアニストとして、Chick Corea、Herbie Hancock、Keith Jarrettというのが常識で、その一人です。 | |||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp | |||
Dick Hindman (Richard Hindman) | |||
You Are The Song | |||
2004SecretGardenRecords | |||
Solo Piano | |||
ソロ・ピアノ。上のKeith Jarrett 「The Melody At Night With You」を少しロマンチック寄りにしたようなアルバム。かなり似た感じです。静かなスタンダード曲のバラードばかりです。同じように内省的で、しんみりと心に染み入る演奏です。少しロマンチック寄りの曲もあるので、柔らかい暖炉のような温かさも時に感じます。同じように、夜に本でも読む時にも邪魔にならず最適な静かなソロ・ピアノ演奏です。 | |||
アーティスト公式 Full Album公開 | ||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp Amazon.co.jp 紙ジャケ |
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Dan Nimmer Trio | |||
ダン・ニマー・トリオ | |||
Modern Day Blues | |||
モタ゛ーン・テ゛イ・フ゛ルース | |||
2010Venus[Japan] | |||
Bass-David Wong, Drums-Pete Van Nostrand | |||
ピアノ・トリオ。全体的にはクールで渋い感じの曲が半数を占めます。バラード曲や軽快な曲なども少し有ります。11曲目のみオリジナルで、他は全曲スタンダード曲ですがド定番曲は少なめで新鮮に感じます。一番有名なスタンダードは3曲目のパド・パウエルの「クレオパトラの夢」でダイナミックな演奏が聴けます。Venusレーベルからで、音響に深みがあります。演奏力&選曲が渋い含蓄さのある作品なので、じっくり腕組みしながら鑑賞する感じのジャズの王道のピアノトリオです。 | |||
1曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Tenor Sax | |||
Amazon.co.jp | |||
Harry Allen | |||
ハリー・アレン | |||
I Can See Forever | |||
アイ・キャン・シー・フォーエバー | |||
2002BMG Funhouse[Japan] | |||
Bass-Ron Carter, Drums-Grady Tate, Flute-Sumiko Fukatsu, Guitar-Guilherme Monteiro, Jay Berliner, Percussion-Joe Ascione | |||
サックス奏者。ボサノバ曲集です。ギター、フルートも交えながら、なごやかに演奏が進みます。全体的にはセンチメンタルな感じの曲が中心です。11曲目のみビートルズのカバー曲。「Wave」「So Many Stars」などボサノバは温かみのある曲が多く、日本のレーベルからの発売なので、日本人好みのする聴きやすいマイルドな曲風の作品になってます。Harry Allen(ハリー・アレン)は正統派のジャズがメインですが、ボサノバのサックス・アルバムもいくつも出しているので、ボサノバの良さを引き出すツボを押さえた演奏です。夏のリゾートのBGMにも良い気がします。 | |||
1曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp | |||
後藤浩二 | |||
Koji Goto | |||
Reminiscence | |||
レミニッセンス | |||
2003NewburryStreetMusic[Japan] | |||
Bass-島田剛, Drums-黒田和良 | |||
男性ピアニストのピアノ・トリオ演奏。全曲オリジナル曲で多彩なメロディアスな曲ばかりです。さわやかな春風が吹くようなメロディラインの1、5曲目、明るく弾ける3曲目、センチメンタルでグッとくる4、8曲目。6曲目だけクールでかっこいい曲。センスの良いピアノ・トリオです。後藤浩二は前出のアルバム「Hope」(2007年作)を紹介していますが、この「Reminiscence」(2003年作)が一般に販売されてものとしては初のアルバムになります。2002年に「A Wonderful Time」という1stアルバムがありますが、自主制作盤だったので、それは、ほぼ流通していません。 | |||
楽器: | |||
Piano Trio | |||
Amazon.co.jp Amazon.co.jp 再発盤 |
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Renee Rosnes 他 | |||
リニー・ロスネス | |||
Letter To Evans | |||
レター・トゥ・ビル・エバンス | |||
2000Key'Stone/Videoarts[Japan] | |||
Piano-Renee Rosnes, Drums-Billy Drummond, Bass-Ray Drummond | |||
女性ピアニスト:Renee Rosnesがリーダーのピアノ・トリオ。Bill Evansの愛奏曲を中心に演奏しています。タイトルが「Letter To Evans(エバンスへの手紙)」ということで、Bill Evansが演奏したスタンダード曲を、Bill Evansをリスペクトしつつも自分流のアレンジで音楽を送った感じの作です。明快かつエレガントなピアノタッチです。クールな曲とバラード曲が半々です。日本国内盤でプロデューサーは、木全 信(きまた まこと)なので、日本人好みのする聴きやすい曲風がほとんどです。(後発のジャケット違いの格安盤1000円も存在します。) | |||
2曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp Amazon.co.jp 紙ジャケ |
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Eddie Higgins Trio | |||
エディ・ヒギンズ・トリオ | |||
A Lovely Way To Spend An Evening | |||
恋に過ごせし宵 | |||
2007Venus[Japan] | |||
Bass-Jay Leonhart, Drums-Mark Taylor | |||
エレガントなピアノ・トリオ。軽快な曲とバラード曲が半々で聴きやすいアルバムです。全曲スタンダード曲。Eddie Higginsは初リーダー作1957年なので、本作の2007年でキャリア50年の相当なベテラン・ピアニストですが、日本で人気がブレイクしたのは、1997年から日本のVenusレーベルから作品を出すようになってからです。このアルバム「恋に過ごせし宵」は、ロマンスにちなんだスタンダード名曲を"ロマンス4部作"としてニューヨークのスタジオで50曲を数日間で録音し、第1弾がアルバム「素敵なロマンス」、第2弾が、このアルバム「恋に過ごせし宵」、第3弾がアルバム「秘密の恋」、第4弾がアルバム「美しすぎるあなた」として発売されたものです。"ロマンス4部作"の中で、これが最高作と思います。カクテル・ピアノといった感じの聴きやすい演奏ながら、確かな経験に裏打ちされた格調高い演奏です。ジャケットも格調高く芸術的です。(紙ジャケの1500円盤も後に発売されています。) | |||
1曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp Amazon.co.jp 紙ジャケ |
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Eddie Higgins Trio | |||
エディ・ヒギンズ・トリオ | |||
A Fine Romance | |||
素敵なロマンス | |||
2007Venus[Japan] | |||
Bass-Jay Leonhart, Drums-Mark Taylor | |||
エレガントなピアノ・トリオ。バラード曲60%、軽快な曲40%で聴きやすい構成です。全曲スタンダード。同上のアルバム「恋に過ごせし宵」と連続して発売された"ロマンス4部作"の第1弾のアルバムです。数日間での同時録音なので、同じテイストのカクテル・ピアノ風の聴きやすい演奏ながら、格調高い演奏です。 | |||
1曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp Amazon.co.jp 紙ジャケ |
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Eddie Higgins Trio | |||
エディ・ヒギンズ・トリオ | |||
You Are Too Beautiful | |||
美しすぎるあなた | |||
2007Venus[Japan] | |||
Bass-Jay Leonhart, Drums-Mark Taylor | |||
エレガントなピアノ・トリオ。バラード曲60%、軽快な曲20%、他はちょっとクールな2、10曲目など、多彩な演奏です。全曲スタンダード。同上の2作と"ロマンス4部作"として連続発売された第4弾です。ほど良いスウィング感、ほど良いセンチメンタル感、ほど良いクール感で、同じように聴きやすい演奏ながら、格調高い演奏です。 | |||
4曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp Amazon.co.jp 紙ジャケ |
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Eddie Higgins Trio | |||
エディ・ヒギンズ・トリオ | |||
Dear Old Stockholm | |||
懐かしのストックホルム | |||
2002Venus[Japan] | |||
Bass-Jay Leonhart, Drums-Joe Ascione | |||
ピアノ・トリオ。ロマンチックな曲、クールで渋い曲、軽快な曲など多彩な曲です。格調高い演奏で、なによりジャケット写真に抜群の気品さがあります。選曲はジャズ雑誌:Swing Journalの読者にエディ・ヒギンズに演奏してもらいたい曲をアンケートで取った中から選曲したものです。エディ・ヒギンズのピアノトリオ・アルバムとしては、これをナンバー1に推す人も多いです。アンケートでの選曲なので良く知られたスタンダード名曲ばかりであり、ジャズの甘さ、渋さ、喜びと悲しみ、そんな多彩な情感がギュっと詰まったジャズの奥深い魅力を感じれるアルバムです。 | |||
1曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp Amazon.co.jp 紙ジャケ |
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Eddie Higgins Trio | |||
エディ・ヒギンズ・トリオ | |||
Again | |||
アゲイン | |||
1999Venus[Japan] | |||
Bass-Ray Drummond, Drums-Ben Riley | |||
エディ・ヒギンズの人気を決定ずけた1999年のピアノトリオ・アルバム。Venusレーベルに移籍してからの2作目です。Venusレーベルからの1作目「魅せられし心」も優秀なアルバムでしたが、この2作目「アゲイン」の上質さで人気に火が付きました。バラード曲が70%、軽快な曲が20%、2、8、9曲目は悲しげな曲。バラード曲は、しっとりとエレガントに、軽快な曲はオシャレなスウィング感で、格調高い演奏です。Venusレーベルは音が立体的でクッキリしているので、上質さを、さらに格段にアップさせています。ジャケット写真も「これは買いたい。聴いてみたい。」と思わせる魅力があります。 | |||
1曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp | |||
西山瞳トリオ | |||
Hitomi Nishiyama Trio | |||
Sympathy | |||
2013Meantone[Japan] | |||
Bass-佐藤"ハチ"恭彦, Drums-池長一美 | |||
女性ピアニストのピアノ・トリオ。センチメンタルなバラード曲を中心に、クールでかっこいい曲も混じえながら聴き応えのある作品です。作曲力が高いピアニストで、5曲目のBill Evansの曲以外はオリジナル曲。ゆらめく情感の炎のような深いメロディラインと、それを表現するピアノ演奏力が合わさり、独自性のある芸術感を醸し出します。 | |||
1曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp 澤野工房 |
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Jos Van Beest Trio | |||
ヨス・ヴァン・ビースト・トリオ | |||
Exclusivel For You | |||
2007澤野工房[Japan] | |||
Bass-Erik Schoonderwoer, Drums-Nanning Van Der Hoop | |||
現代の人気レーベル「澤野工房」からのピアノトリオ作品。軽快な曲とバラード曲がほとんどで聴きやすいです。4曲目は悲しげだけどGood。軽快な曲は明解なピアノタッチで、バラード曲は深みがあり、とてもクリヤーな音質でオシャレな気分で聴けます。スタンダード曲、ボサノバ曲、メロディの良いオリジナル曲(3、4)。オランダのピアニストです。 | |||
8曲目のライブ映像 | ||
楽器: | |||
Tenor Sax | |||
Amazon.co.jp 試聴(Amazon US) |
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Denis Solee | |||
Sax and Romance | |||
1998GreenHill | |||
サックス奏者。なめらかなサックス演奏で、ストリングス・オーケストラを交えたエレガントなアルバムです。ジャケットとタイトルからも推察されるようにイージーリスニング風で全曲バラード曲です。「When I Fall in Love」「Georgia On My Mind」など全曲スタンダード曲で、とろけるようなロマンスを感じさせ、BGMとして良い感じです。やけに悲しい曲というのも無く、センチメンタルくらいの曲が少々で、ロマンチックなバラードばかりなので、夜景の見えるような夜のレストランのBGMにも使えそうなアルバムです。 | |||
楽器: | |||
Tenor & Alto Sax | |||
Amazon.co.jp | |||
Bruce Abbott & North Star Jazz | |||
Jazz for Lovers | |||
2005NorthStar | |||
StringsOrchestra-North Star Jazz Ensemble | |||
ストリングス・オーケストラを交えたエレガントなサックス・アルバム。ジャケットからも推察されるようにイージーリスニング風で全曲バラード曲です。4曲目はちょっと悲しげな曲。BGMとして良い感じです。「Alfie」などスタンダード曲ばかりで、9、12曲目のみビートルズの曲「And I Love Her」「Something」。ゆったりしたサックスと、ゆったりしたバイオリン等のストリング隊が、くつろぎのリラックス感を醸し出します。 | |||
1曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp | |||
Tardo Hammer | |||
Look Stop and Listen | |||
2007SharpNine | |||
Bass-John Webber, Drums-Joe Farnsworth | |||
ニューヨーク拠点のピアニストのピアノ・トリオ演奏。軽快な曲が70%、バラード曲30%で聴きやすい構成です。往年のジャズ・マンで作曲力が高かったTadd Dameronという作曲家&ピアニストの曲を演奏しています。浮き立つようなクリヤーな音質で、ベースとドラムも良い感じで三位一体となり、現代的な華やかなセンスを放つ王道ジャズ・ピアノトリオです。 | |||
1曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Tenor Sax | |||
Amazon.co.jp | |||
Gianni Basso Quartet | |||
ジャンニ・バッソ | |||
A La France 3: Berceuse Pour Maud | |||
2002Philology[Italy] | |||
Piano-Andrea Pozza, Bass-Luciano Milanese, Drums-Massimo Manzi | |||
イタリアのサックス奏者。フランスにちなんだ楽曲をベテランの味わい深い情感あるサックスで聴かせてくれます。1曲目は悲しい曲。バラード曲が70%です。全曲がメロディの良い曲ばかりであり、なにより、サックスの音色が、人生の全ての欲が溶けた、仙人のような境地にあるサックス奏者という感じの音色で、温かみあり、リラックスします。 | |||
3曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano- Beegie Adair Violin- David Davidson |
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Amazon.co.jp | |||
Beegie Adair & David Davidson | |||
Parisian Cafe | |||
2009GreenHill | |||
Accordion-Jeff Taylor, Bass-Roger Spencer, Drums-Chris Brown | |||
バイオリン演奏にピアノ・トリオとアコーディオンが加わりイージーリスニングのようなジャズが展開されます。まさにタイトルどおり「パリのカフェ」気分の優雅さです。ただ、全曲ロマンチックな曲だったら超高評価なのに7、10、11、13は悲しげな曲です。"悲しげ"と言っても良い曲ではあります。CDショップの評に「深夜のイージーリスニングの名FM番組[ジェット・ストリーム]の城 達也さんのナレーションが聞こえてきそうです。」とありましたが、そんな雰囲気のムードある演奏です。 | |||
1曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Trio | |||
Amazon.co.jp | |||
Sweet Jazz Trio | |||
スイート・ジャズ・トリオ・ウイズ・ストリングス | |||
Little Girl Blue : Standard Collection Vol.3 | |||
リトル・ガール・ブルー | |||
2008SpiceOfLife[Japan] | |||
Cornet-Lasse Tornqvist, Guitar-Mats Larsson, Bass-Hans Backenroth, Strings-Gentilly Quartet | |||
スウェーデンのグループ。コルネット(トランペットみたいな楽器)とギターとベースという3人のトリオに小編成のバイオリン等のストリングス隊が加わりエレガントなジャズが展開されます。ゆったりとしたバラード曲がほとんどで、かなり、なごみます。6、11は悲しげな曲。副題に[Standard Collection Vol.3]とあり、全曲がメロディの良いスタンダード曲です。コルネット、ギター、ベースという構成が独自のオシャレで優しさのある音響を醸し出しています。 | |||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp 試聴(公式Web) |
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兵頭佐和子 | |||
Sawako Hyodo | |||
Lustrous Heart Live | |||
2009MinesRecords[Japan] | |||
Bass-安田幸司, Drums-今泉総之輔 | |||
女性ピアニスト。全曲オリジナル曲のピアノ・トリオのライブ盤。安定感あるメロディの多彩な曲ばかりで作曲力の高さが光ります。2ndアルバムとしてのライブ盤ですが、1stアルバムには無い新曲が6曲あります。新たなスタンダード曲として通用するようなフレッシュなオリジナル曲が多いです。演奏は、適度な緊張感、適度なしっとり感を感じさせ、このライブに参加した観客は幸せで充実した気分になっただろうなと感じさせます。このアルバムの後は、作曲力を生かして、ジャズ系とイージーリスニング系を行き来したアルバムを出し、国際的な作曲コンクールでも数々の賞を取るなどしています。この2ndアルバム「Lustrous Heart Live」がジャズとしては、一番、新鮮で充実している感じがします。 | |||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp | |||
Crombie Murdoch | |||
クロンビー・マードック | |||
Crombie Murdoch | |||
1988OdeRecord/2007DiskUnion | |||
Bass-Bob Edwin, Drums-Frank Gibson | |||
ニュージーランドのピアニストの1988年作のピアノ・トリオ。軽快&明るい曲が70%を占めます。5、14曲目は悲しげな曲。「Tenderly」「Waltz For Debby」など全曲スタンダード曲でスウィング感あるメロディアスな演奏ながら、現場叩き上げの荒々しさも感じられ、ジャズの王道ピアニストという感じがします。中古市場で通称[レア本]と言われた「幻のCD 廃盤/レア盤 掘り起こしコレクション」に掲載され、探す人もいたCDです。 | |||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp | |||
Misha Piatigorsky Trio | |||
ミーシャ・ピアチゴルスキ | |||
Pure Imagination | |||
1997MishaPiatigorsky[Russia] | |||
Bass-Peter Klinke, Drums-Eric Harland | |||
ロシア人のピアニストのピアノ・トリオ。クールな曲を中心に、ピアノタッチ&曲風がハイテンションで鮮やか過ぎて、ピアノ・トリオでありながら、ノリノリの華やかで激しいダンスを見るような感覚で心踊ります。オリジナル半数とスタンダードが半数。11曲目だけヘンテコな ボーカルが冒頭と最後に入る曲で唯一の汚点。ジャズ仲間に「これ聴いてみなよ。」と紹介したら「げげっ!これは凄い。なんで、こんなの知ってるの?」と驚かれること間違いなし。 | |||
3曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano - 小橋敦子 Bass - Frans van der Hoeven |
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Amazon.co.jp | |||
小橋敦子 + Frans van der Hoeven | |||
Atzko Kohashi meets フランス・ヴァン・デル・フーヴェン | |||
Amstel Moments | |||
アムステル・モーメンツ | |||
2009BounDee[Japan] | |||
Duo Album | |||
オランダのアムステルダム在住の女性ピアニスト:小橋敦子と、オランダ人でヨーロピアン・ジャズ・トリオのベーシストでもあるFrans van der Hoevenとのピアノとベースのデュオ作。落ち着いたピアノとベース演奏で、センチメンタルで深遠な曲が中心なので、聴いていると、気分は雨のヨーロッパの街を歩いているような感じと言ったらよいでしょうか。深く芸術的です。 | |||
1曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Clarinet - Putrte Wickman Piano - Jan Lundgren |
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Amazon.co.jp | |||
Putte Wickman & Jan Lundgren | |||
プッテ・ウィックマン&ヤン・ラングレン | |||
We Will Always Be Together | |||
2004GazellRecordsAB/SpiceOfLife[Japan] | |||
Bass-Jesper Lundgaard, Drums-Alex Riel | |||
スウェーデンのクラリネット奏者とピアニスト。落ち着いたバラード曲が中心です。6、8曲目は悲しげな曲。ベテランのクラリネット奏者なので、マイルドな音色のクラリネットで心落ち着く響きです。2004年録音ですが、古いモダン・ジャズ的な趣きがあり、懐かしい感じの温かみを感じます。Spice Of Lifeレーベルからの国内盤が主に流通しており、輸入盤はジャケットと曲順が異なります。 | |||
1曲目(輸入盤ジャケット) | ||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp | |||
Tony De Vita | |||
トニー・デ・ヴィータ | |||
Softly as I Leave You | |||
ソフトリー・アズ・アイ・リーヴ・ユー | |||
1972[Italy]/2010ProductionDessinee[Japan] | |||
Bass-Bruno Crovetto, Drums-Tullio De Piscopo | |||
ポップス曲をカバーした1972年のイタリアのピアノ・トリオ作。メランコリックな感じの美しいメロディの曲がほとんどです。6曲目のジョン・レノン「イマジン」以外は有名なポップス曲は少ないのでジャズとしての違和感もないです。メロディの良いポップス曲を選曲してあり、イタリアでは作曲家としても活躍していた人で、本作でもオリジナル曲が4曲有ります。特に10曲目のオリジナル曲はフランク・シナトラ等にも歌われスタンダード曲と成った曲です。レトロ感とオシャレ感とソフトな演奏が合わさって、温かみを感じるピアノ・トリオです。知られざるレア傑作盤を積極的に復刻している国内レーベル:Production Dessinee(プロダクション・デシネ)からの復刻盤です。 | |||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp 澤野工房 |
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Joerg Reiter Trio | |||
ヨーグ・ライター・トリオ | |||
Simple Mood | |||
2002澤野工房[Japan] | |||
Bass-Thomas Stabenow, Drums-Klaus Weiss | |||
ピアノ・トリオのライブ盤。「またかよ・・」とも思ってしまうようなド定番スタンダード曲が多めですが、この人流にパワフルにアレンジとアドリブしている曲が多くマンネリ感はまったく無く、新鮮でフレッシュな演奏です。ライブならではの緊張感、アドリブ感、生々しさで、これぞジャズ・ピアノの王道だ!という感じの躍動感ある演奏です。WEBサイトで「Chick Coreaのイメージを感じた」と言っている人もいましたが、そんな感じのパワフルなアドリブ感です。知名度がほとんど無いのが不思議です。ドイツ人のピアニスト。1985年録音の澤野工房からの2002年発売。 | |||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp | |||
Andrea Pozza Trio | |||
アンドレア・ポッツア・トリオ | |||
Blue Daniel | |||
2010Dejavu | |||
Bass-Aldo Zunino, Drums-Shane Forbes | |||
イタリアのピアノ・トリオ。聴きやすいフレッシュなピアノタッチで、バラード曲と軽やかな曲を中心に聴かせてくれます。6、7曲目だけ高速道路をスカッとぶっ飛ばすような疾走感あるクールな曲。録音が立体的な音質で、ピアノ音が粒立ちが良いです。そして、メロディアスなのに、高揚感と、渋いクール感を漂わせ、甘ったるくない聴き応えがあります。その為、ひんぱんに聴きたくなるような魅力があります。オリジナル曲が半数と、John Coltraneの「Naima」などスタンダード曲が半数。 | |||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp | |||
Kazumi Tateishi Trio ( 立石一海 ) | |||
GHIBLI meets Jazz : Memorable Songs | |||
2011VicotrEntertainment[Japan] | |||
Bass-佐藤忍, Drums-鈴木麻緒 | |||
ジブリのアニメ曲を題材にしたピアノ・トリオ。ああ、あの曲か!という親しみやすいアニメのメロディを、ほどよいジャズ・アレンジで聴かせてくれます。老若男女が楽しめます。「魔女の宅急便」「紅の豚」「となりのトトロ」など聴き覚えのあるメロディです。CDをかけてタイトルを当てるのもいいかもしれません。「あれだよ。あれ。あれ。何だっけな・・」と親子の会話もはずむかもしれません。店舗のBGMに使っているという人もいます。 | |||
8曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp 輸入盤 Amazon.co.jp 国内盤 |
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Oscar Peterson | |||
オスカー・ピーターソン | |||
Motions & Emotions | |||
モーションズ&エモーションズ | |||
1969MPS | |||
Guitar-Bucky Pizzarelli, Drums-Bobby Durham, & Back Strings & Trumpet & Sax . Producer & Conductor-Claus Ogerman | |||
有名ピアニストの1969年作。オーケストラ演奏をバックに入れながらボサノバ風の曲をメインに、とてもオシャレなジャズ・ピアノが奏でられます。2、9、10曲目はクールな曲。有名なオーケストラ&アレンジャーとの共演なのでイージーリスニング風味の聴きやすい作品です。ヘンリー・マンシーニの曲、アトントニオ・カルロス・ジョビンの曲、ビートルズの曲などメロディの良い曲です。カーペンターズを聴いた時のようなノスタルジーも感じます。 | |||
1曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp | |||
Joe Alterman | |||
Piano Tracks, Volume One | |||
2009JoeAltermanMusic | |||
Bass-Scott Glazer, Drums-Justin Varnes | |||
ピアノ・トリオ。やさしげなピアノタッチで、親しみやすいメロディのスタンダード曲の選曲に加え、数曲のオリジナル曲も上質で良いです。バラード曲と軽やかな曲が中心です。クールな2、8曲目などもあります。心地良い音楽をリスナーに届けたいんだなという心が感じられフレンドリーなジャズ・ピアノです。 | |||
3曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp | |||
Corey Allen | |||
コリー・アレン | |||
My Romance | |||
マイ・ロマンス | |||
2004KingRecord[Japan] | |||
Bass-Brian Bromberg, Drums-Dave Tull, +String Orchestra, Vocal-Manhattan Transfer(4), Sax-Bob Sheppard(5) | |||
大人気コーラス・グループのマンハッタン・トランスファーのプロデューサーも務めたピアニスト:コリー・アレンのビル・エヴァンス愛奏曲集。曲によりストリングス・オーケストラも混えた上質でエレガントな作です。「Waltz For Debby」「Emily」などビル・エヴァンスが演奏したメロディの良いスタンダード曲の上、優秀な音楽プロデューサーですから、エンターテイメントとして音楽を上質たらしめるアレンジ、録音技術、ベテランのメンバー選定などが総合的に優秀で上質でエレガントな出来になっているのだと思います。4曲目ではマンハッタン・トランスファーがゲストで「My Foolish Heart」を歌います。ライナーノーツで自分がピアノ奏者になったのは大学時代にビル・エヴァンスのアルバムに感動したからだと語っています。ライブ会場近くのコンビニでビル・エヴァンスと偶然に出くわした時があり自分の熱い思いを話したとも書いています。 | |||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp | |||
妹尾美穂 | |||
Miho Senoo | |||
Ki-Ra-Ri | |||
キラリ | |||
2010DiskUnion[Japan] | |||
Bass-鳥越啓介, Drums-藤井学 | |||
女性ピアニスト。ピアノ・トリオ演奏で、イージーリスニング風の曲とジャズ風の曲があります。ほとんどオリジナル曲。演奏力も確かな上、多くを占めるセンチメンタルな曲のメロディラインが深みがあり、明るく弾ける1曲目、躍動感あるクールな4曲目など、多彩な面を持ち合わせます。この1stアルバム以前は小学校で音楽教師を8年間務める異色の経歴を持ちます。1stアルバムというのは、そのアーティストの才能の爆発力を感じれる作品が多いですが、まさに、そんな感じの魅力が凝縮しています。 | |||
1曲目のプロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp | |||
Steve Dobrogosz | |||
スティーヴ・ドブロゴス | |||
Your Songs : plays Elton John | |||
2010BombaRecords[Japan] | |||
Solo Piano . Music of "Elton John" | |||
ソロ・ピアノ。ポップス系の英国の人気歌手:Elton John(エルトン・ジョン)の曲を演奏しています。夜などに聴くのに最適な感じの静かなセンチメンタルなバラード曲が中心です。Elton Johnは日本での人気はビートルズなどに比べれば、全然そこそこと言った感じの男性歌手ですが、世界的には人気歌手であり、バラード曲の作曲力には定評がある人とのことで、深く語りかけるようなメロディラインのセンチメンタルな曲がほとんどで、"落ち着き"と"くつろぎ"を感じる曲です。ピアノも、ていねいに、ゆったり味わい深く演奏されており、上質なソロ・ピアノ作品です。 | |||
1曲目のプロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
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Thierry Maillard | |||
ティエリー・マイラード | |||
Behind the Mirror | |||
2011PlusLoinMusic | |||
Bass-Jerome Regard, Drums-Laurent Robin | |||
フランスのピアニスト。ディスク2枚組の作で、Disc1がピアノ・トリオ演奏、Disc2がソロ・ピアノ演奏です。Disc1は全曲オリジナル曲。Disc2はMiles DavisのトリビュートでMiles Davisの曲が中心です。Disc2は"おまけ"みたいなもので、白眉はDisc1です。バリバリと稲妻のような激しい曲風の曲や、深遠なセンチメンタルな曲など混じえ、現代ピアノ・トリオのマニアが狂喜するような聴き応えある作です。 | |||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp 澤野工房 |
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Vladimir Shafranov Trio | |||
ウラジミール・シャフラノフ・トリオ | |||
East To Love | |||
2007澤野工房[Japan] | |||
Bass-George Mraz, Drums-Billy Hart | |||
現代の人気レーベル「澤野工房」からのピアノ・トリオ作。クールな曲からバラード曲まで多彩な曲です。ロシア生まれ、現在は北欧を中心に米国にも足を伸ばすピアニストです。ジャケットが、なんともオシャレで良い感じです。澤野工房の初期の頃にレーベルとしての人気に火を付けたのが、このVladimir Shafranov(ウラジミール・シャフラノフ)の初期の作品の良さによる所が大きく、澤野工房の立役者とも言えます。2000年頃から澤野工房から、コンスタントにピアノ・トリオ作品を出し、このアルバム「East To Love」が通算7作目になります。澤野工房の目指す、聴きやすくて、でも玄人も唸らせるようなツボを抑えた演奏が凝縮したような作品です。ジャズらしい荒々しい面も持ち合わせ、でも躍動的にメロディアスに聴かせるワザを持ったピアニストという感じです。 | |||
楽器: | |||
Piano | |||
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Ivan Paduart Trio | |||
イヴァン・パデュア・トリオ | |||
A Night In Tokyo | |||
ア・ナイト・イン・トーキョー | |||
2006Polystar[Japan] | |||
Bass-Philippe Aerts, Drums-Franck Agulhon | |||
ピアノ・トリオのライブ盤。オリジナル曲が多いですが親しみやすいメロディの曲ばかりです。軽やかな感じの曲が中心。東京のライブ・ハウスでの録音で国内レーベルからの発売で音質も良いです。ベルギーのピアニストでヨーロッパを中心に活動する人です。明るい曲における天に昇るかのようなテンションの華やかさがある演奏が印象的で心踊ります。他のアルバムでも、すごいメロディの良いオリジナル曲だなと感じる曲が何曲もあり作曲力が高いピアニストですが、このライブでは、それが凝縮した演奏を堪能できます。 | |||
楽器: | |||
Piano | |||
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Aaron Parks | |||
アーロン・パークス | |||
First Romance | |||
2000Keynote | |||
Bass-Larry Holloway(1,3,5,7), Evan Flory Barnes(2,3,6), Drums-Julian MacDonough(1,3,4,5,7), Drums-Eric Peters(2,6) | |||
ピアニスト。2ndアルバムのピアノトリオ作で、ライブ録音とスタジオ録音が混在しています。高い演奏テクニックで明るい曲、クールな曲、バラード曲など多彩に楽しめます。この数年後に大手のBlue NoteレーベルやECMレーベルからもアルバムを出すなど大器の人ですが、この頃は、まだマイナーレーベルからで、17歳という若さです。それゆえフレッシュな勢いと感性が輝いている演奏です。メロディの良いオリジナル曲に加え、「Stella By Starlight」「Someday My Prince Will Come」などのスタンダード曲も、みずみずしい華やかなアドリブ演奏です。 | |||
楽器: | |||
Piano | |||
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Jack Brownlow Trio | |||
Sddenly it's Bruno | |||
1999JazzFocus | |||
Bass-Jeff Johnson, Drums-Dean Hodges, Jason Vontver(3,7,10,13) | |||
高齢のピアニストのピアノ・トリオ作。センチメンタルな曲が半数を占めます。主にレストランの専属ピアニストとして活動し、華やかな世界とは無縁で、生涯に残したアルバムは、これを含めて2枚だけです。しかし、ベテランとしての経験に裏打ちされた確かな演奏です。カクテル・ピアノ的でもありつつ、いぶし銀の味わいを魅せる高齢ピアニストという感じです。「I Fall in Love Too Easily 」などセンチメンタルな曲が多いので、その無欲な感じの演奏と相まって"くつろぎ"を感じる曲が多いです。このCDも前出の通称[レア本]と言われた「幻のCD廃盤/レア盤 掘り起こしコレクション」に掲載され、探す人もいたCDです。 | |||
楽器: | |||
Piano | |||
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松本茜 New York Trio | |||
Akane Matsumoto New York Trio | |||
Memories Of You | |||
メモリーズ・オブ・ユー | |||
2015Concept[Japan] | |||
Bass-Peter Washington, Drums-Gene Jackson | |||
実力派の女性ピアニスト。アメリカのベテランと録音したピアノ・トリオです。ノリの良い曲では、とてもエネルギッシュに、バラード曲は、しっとりと、ベースもブンブン鳴り、これぞジャズの王道と言うべき本格派な演奏を堪能できます。前半はスタンダード曲が中心、後半はオリジナル曲(5、7、8)が中心。オリジナル曲も急・暖、メロディが良く、優秀な仕上がりです。通常はしっとりとしたバラード演奏の4曲目「Moon River」は明るくリズミックなアレンジになっています。 | |||
プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
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宮野寛子 | |||
Hiroko Miyano | |||
Notes Of Comfort | |||
ノーツ・オブ・コンフォート | |||
2011PonyCanyon[Japan] | |||
Bass-早川哲也(1,2,4,7,8), 鳥越啓介(3,5,6,9,10), Drums&Percussion-石川智, Guitar-馬場孝善(2,4,8,11), マサ小浜(6,11) | |||
女性ピアニスト。全曲オリジナル曲。ピアノトリオを基本に曲によりギターも交えたイージーリスニング風味なジャズです。センチメンタルな曲を中心に、癒される曲もあれば情熱的な曲もあります。前出の1stアルバム「Precious Moments」に続く2ndアルバムで、本作では大手のメジャーレーベル[Pony Canyon]からのリリース。イージーリスニング的、ボサノバ的、スムース・ジャズ的な面を持ち合わせ、引き込まれる深遠なメロディのオリジナル曲がほとんどです。一番の白眉はボサノバ的なビートの8曲目あたりです。1stアルバムの癒し要素よりも芸術性の方が増している感じです。アルバム・タイトル「Notes Of Comfort」のComfortは"心地良い、元気づける、慰める"みたいな意味になり、直訳の翻訳で「快適さのメモ」ということになります。 | |||
8曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
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Rossano Sportiello Trio | |||
Lucky To Be Me | |||
2010Arbors | |||
Bass-Frank Tate, Drums-Dennis Mackrel | |||
安心して聴ける感じのピアノ・トリオ作です。カクテル・ピアノ風で、バラード曲が50%、軽快な曲40%くらいで聴きやすい構成です。3、12曲目のみ悲しげな曲。その12曲目のみクラッシク・ピアノ風。Beegie Adair、Eddie Higgins的な雰囲気で親しみやすい演奏とメロディラインです。スタンダード曲の演奏ですが、ド定番曲は少なめで、でもメロディが優しく気持ちが"ほっこり"とするような曲が選ばれています。国内レーベルでお馴染みのハリー・アレンやスコット・ハミルトンやニッキ・パロットとの共演作もある人で、日本人好みのする演奏スタイルです。 | |||
1曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
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Rob Van Bavel | |||
ロブ・ヴァン・バヴェル | |||
Christmas Three | |||
2015RobVanBavel[Holland] | |||
Bass-Stefan Lievestro, Drums-Hans Van Oosterhout | |||
ジャズ批評などでよく紹介されているピアニスト。メロディの良いクリスマス曲にベテランのアドリブが加わり、スウィング感のある華やかなクリスマス・ピアノ・アルバムです。「ジングル・ベル」「サイレント・ナイト」など誰もが知るメロディが多いです。クリスマス曲集のジャズだと、ともすればイージーリスニング的になってしまうものですが、きらびやかなアドリブ・アレンジが素晴らしく、まさに達人のジャズ・ピアニストが料理すると、こうなると言った感じテイストです。全体的に眠くなるような雰囲気ではない華やかな作品なので、クリスマス時期のドライブのお供にも良いかもしれません。オランダのピアニスト。 | |||
1曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano Trio | |||
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Trispace | |||
トライスペース | |||
Trispace | |||
2010Leccia[Japan] | |||
Piano-林祐市(All Compose), Bass-大村守弘, Drums-山下佳孝 | |||
日本のピアノトリオ。ジャケットは地味ですが、全曲オリジナル曲ながらナイスなメロディ・ラインのクールな曲、軽快な曲、バラード曲、多彩な曲がそろった上質な作です。リーダーのピアニスト:林 祐市(はやし ゆういち)の全曲オリジナル曲で、この急・暖のコンテンポラリーな曲風は世界的に見ても誇れるレベルの優秀さを感じます。このグループは、いつもジャケットが地味めですが、ピアニスト:林 祐市は公式ホームページを見ると、けっこう男前で、バシッ!とメンバー顔出しジャケットでやったほうが人気が出るのでは、という感じもします。このアルバムが1stアルバムで、ベース、ドラムと三位一体となり、このグループの魅力が凝縮している感じがします。 | |||
8曲目のライブ映像 | ||
楽器: | |||
Piano Trio | |||
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Primitive Art Orchestra | |||
プリミティヴ・アート・オーケストラ | |||
Helix | |||
ヘリックス | |||
2014Playwright[Japan] | |||
Piano-木村イオリ, Bass-森田晃平, Drums-伊藤隆郎 | |||
ドラマチックなメロディ・ラインのクラブ・ジャズ系の国内ピアノ・トリオです。クールな曲を中心に現代からさらに20年先へタイムスリップしたようなサウンドを聴かせてくれます。3人でやるけど大きい世界観にしたくて[Orchestra]という言葉を入れたとのことで、従来のピアノトリオでは感じられないダイナミックなクールさです。全曲オリジナル曲。3曲目のプロモーション・ビデオが、なんともカッコ良く、これは凄いグループだ!と感じさせ抜群の出来です。クラブ・ジャズ系のグループ作品を積極的にリリースする国内レーベル[Playwright]からの発売。 | |||
3曲目のプロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
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佐伯真梨トリオ | |||
Mari Saeki Trio | |||
Rain Grass | |||
2013RAG International[Japan] | |||
Bass-坂崎拓也, Drums-柴田亮 | |||
女性ピアニストのピアノ・トリオ。3曲目以外は全てオリジナル曲ですが作曲力が有りとても良いです。特に深遠な深みを感じる1、8、9、12曲目がすばらしいです。1曲目は盛り上がった所で、やや指がもつれますが、曲風の深遠さと壮大さを考えれば、作品の優秀さの評価を下げるわけには行きません。世界の頂点に完全に手が届いていて、しかし、バーを掴みそこねたような感覚を1曲目を聴くたびに感じます。それが、人間臭くて、愛らしく、愛聴盤になる要素でもあります。TOPページのテーマ別:厳選ジャズ名盤[仕事で疲れた、癒されたいという時のJazz名盤]でも紹介している盤ですが、仕事で疲れた時に聴くと「そうだ、つまずきながらも前に進むしかないんだ!」みたいな気分になります。そして、アルバム全体を包む引き込まれるメロディラインが疲れを溶かしてくれます。 | |||
公式の試聴の動画 | ||
楽器: | |||
Piano | |||
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Rob Van Bavel Trio | |||
ロブ・ヴァン・バヴェル・トリオ | |||
Almost Blue | |||
オールモスト・ブルー | |||
2005 55Records[Japan] | |||
Bass-Frans Van Geest, Drums-John Engels | |||
ピアノ・トリオ。前出のオランダのピアニストです。副題が「トリビュート・トゥ・チェット・ベイカー」ということで、チェット・ベイカーが愛奏したスタンダード集です。晩年にオランダで亡くなったチェット・ベイカーの最後のピアニストを務めた経歴を持つとのことです。「Body and Soul」「Someday My Prince Will Come」など、おなじみの曲が多く、日本国内レーベルからの発売ということで、日本人好みのメロディアスな傾向があります。時にエレガントな演奏で、しかし、アドリブ力は凄いあるピアニストなので、ノッて来る場所では強力なスウィング感をみせます。 | |||
楽器: | |||
Piano Trio | |||
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Mas Trio | |||
マス・トリオ | |||
Waiting For The Moon | |||
1998Saravah[France] | |||
Piano-Jean Pierre Mas, Bass-Sylvain Marc, Drums-Jacques Mahieux | |||
フランスのピアノ・トリオ。リリカルでクラシック音楽的な崇高さと深遠さを漂わせた2、5曲目などの悲しげな曲が素晴らしいです。月明かりに照らさせる夜の運河を見つめるようなイメージの悲しげな曲が多いです。全曲オリジナル曲。ヨーロッパの美学が凝縮したような深みのある作品です。9曲目だけ変な曲で汚点。 | |||
2曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano Trio | |||
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John Nakayama Trio | |||
ジョン・ナカヤマ・トリオ | |||
JNT | |||
2014JNT[Japan] | |||
Piano-中山豪人, Bass-細谷貴洋, Drums-目次敬之 | |||
外人のピアノ・トリオみたいな名前ですが日本人のピアノ・トリオです。全曲オリジナル曲ですが、メロディ・ラインがかっこいいんです。闇夜に光る宝石みたいなイメージです。ピアニスト:中山豪人(なかやま ひでと)がリーダー。様々なジャンルのアーティストのレコーディング、ライブにキーボード奏者として参加して来た経緯があり、2009年にジャズの手法を用いながらジャンルにとらわれず音楽の可能性を追求するプロジェクトとして発足したピアノ・トリオとのことです。ビル・エヴァンスから強く影響を受けたと語り、現代クラブ・ジャズ的なテイストも感じさせつつ、知的でダークな雰囲気が満ちています。この作品が1stアルバム。 | |||
7曲目のプロモーション・ビデオ(公式) | ||
楽器: | |||
Piano | |||
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堀 秀彰 N:Lab | |||
Hideaki Hori | |||
N:Lab | |||
2017Orbit[Japan] | |||
Trumpet-石川広行, Sax-西口明宏, Bass-高瀬裕, Drums-長谷川ガク | |||
実力派ピアニスト率いるジャズ・バンド。トランペットとサックスをフロントに、クールなハード・バップ曲を中心に演奏します。メロディラインに優れた各メンバーのオリジナル曲。7曲目のみスタンダード曲。ビシッ!と締まったトランペットとサックスの演奏に、グルーヴ感あるピアノがバッキングし、日本のジャズはアメリカに全然負けてないという誇りを感じさせます。硬派一辺倒ではなく、数曲のメロディアスな曲で息を抜きつつ、一気に聴かせる魅力があります。 | |||
プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano - Louis van Dijk Vibrandoneon - Cees Hamelink |
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Louis van Dijk / Cees Hamelink | |||
September | |||
2006BaileoMusic | |||
Bass-Reyer Zwart, + Violin, Viola, Cello, Guitar-Erik Rutjes(10) | |||
アコーディオンみたいな楽器とピアノにストリングスが加わりイタリアン・レストランのBGMみたいな感じの"なごみ系"のイージーリスニング風ジャズが展開されます。6曲目だけ悲しげ。本作でアコーディオンのような音色を出す楽器:Vibrandoneonは見た目はピアニカ(鍵盤ハーモニカ)みたいな楽器で、音色がとてもノスタルジーを感じさせる音色です。それにエレガントなピアノ演奏が加わり、静かなストリングスが上品さを醸し出し、極上のリラックス感を出します。全曲が落ち着いたバラード曲です。ピアノのLouis van Dijk(ルイ・ヴァン・ダイク)はオランダの有名ピアニストで、1950、60年代ジャズ・ファンにはお馴染みのアン・バートン「Blue Burton」「Ballads & Burton」でピアニストを務めたベテランです。 | |||
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