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Jazz準名盤リスト |
( スマートフォン版 ) |
スマートフォン版では当サイトの特徴である全曲の点数評価は省略しています。 YouTubeに自動生成などによるプロモーション・ビデオがアップされているので、お聴きください。 ▲マークを2回クリック |
楽器: | |||
Tenor Sax | |||
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安保徹 | |||
Toru Ambo | |||
Misty Night | |||
ミスティ・ナイト | |||
2004What'sNew[Japan] | |||
Piano-太田寛ニ, Bass-佐々木悌二, Drums-村田憲一郎 | |||
サックス奏者。ジャズの王道ど真ん中といった感じの好演奏です。18歳の時、Dexter Gordon(デクスター・ゴードン)のサックスを聴いたのがきっかけでジャズ・サックスを志したとのことで、Dexter Gordonばりの太くたくましい音色のサックス音です。「Body & Soul」「You've Changed」など有名スタンダードのバラード曲の他、往年のジャズ・マンの曲など。バックのメンバーも実力者で、安定感ある総合力が高いです。地道に各地のライブ・ハウスで観客を楽しませている充実した演奏力が心地良いです。 | |||
楽器: | |||
Piano | |||
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宮下博行トリオ | |||
Hiroyuki Miyashita Trio | |||
Horizon | |||
ホライズン | |||
2016DoluckJazz[Japan] | |||
Bass-小美濃悠太, Drums-田村陽介, Vocal-升本しのぶ(7,10) | |||
ピアノ・トリオ。ほとんどオリジナル曲で、豊かなメロディ・ラインの曲ばかりです。5曲目のみスタンダード曲「Days Of Wine and Roses」。新たなスタンダード曲としても通用するかのようなヨーロピアンな雰囲気の気品あるメロディラインのオリジナル曲で、心が軽やかになる感じがします。爽やかな2曲の女性ボーカルも有り。9曲目だけ激しめの曲。 | |||
プロモーション・ビデオ (▲マークを2回クリック) | ||
楽器: | |||
Piano | |||
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高田ひろ子トリオ | |||
Hiroko Takada Trio | |||
秋音 : Live at Cool Jojo | |||
Akine | |||
2022DaikiMusica[Japan] | |||
Bass-小美濃悠太, Drums-岩瀬立飛 | |||
女性ピアニストのピアノトリオのライブ盤。全曲オリジナルで、ほぼ全曲がセンチメンタルな雰囲気です。深遠な品を感じさせる演奏で、ピアノ音の1音1音が情緒ある風景が見えるような美しい旋律を放っています。10分程度の曲が全6曲。ライブ録音ながら聴きやすい音響で立体感もGOODです。ドラムが所々、やや、うるさめなのが少し減点。 | |||
楽器: | |||
Piano Trio | |||
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Joe Dinkelbach 他 | |||
Old Tradition | |||
2010DoublejoeMusic | |||
Piano-Joe Dinkelbach, Bass-Frans van Geest, Drums-Hans Dekker | |||
欧州のピアノ・トリオ。ほぼオリジナル曲ですが、昔からある有名スタンダード曲のような曲風が多く、とても良い感じです。9曲目のみカバー曲。軽快な曲からクールな曲まで多彩です。アメリカ的なスウィンギーな王道ピアノと、ヨーロピアンな品のあるセンチメンタルなバラード曲などが同居し、急・暖、充実感ある聴きごたえを感じます。 | |||
1曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano-Beegie Adair | |||
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( Beegie Adair , etc) | |||
Christmas Jazz | |||
2010Green Hill | |||
Bass-Roger Spencer, Drums-Chris Brown, Sax-Denis Solee, etc | |||
クリスマス・アルバム。エレガントなBeegie Adairのピアノ・トリオ構成に曲によりサックスやトランペットやギターなどが加わります。「Let It Snow」「Jingle Bell」などクリスマス定番曲ばかりです。バラード曲が多めで全体的に落ち着いた雰囲気です。イージーリスニング的なオシャレなジャズ演奏ばかりの上、クールな曲とか、やけに悲し過ぎる曲などが、ほぼ無いので、クリスマス・シーズンの店舗のBGMや部屋のBGMにも最適なCDです。ピアノばかりでない多彩さも楽しいです。 | |||
楽器: | |||
Big Band | |||
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Battle Jazz Big Band | |||
3rd | |||
2008BMG Japan[Japan] | |||
国内アーティストのビッグ・バンド・ジャズ。明るい曲とクールでかっこいい曲ばかりで疾走感が満点のアルバムです! 昼間のドライブなどで流してアクセルふかし過ぎに注意! Battle Jazz Big Bandとして1st~5thまで発売されていますが、1、2は色んなビック・バンドの過去の曲から選曲した単なるコンピレーションで、この3rdが新録音・新メンバー編成によるビック・バンド演奏になります。守屋純子やエリック宮城 など日頃、ビック・バンドを主体に活動しているベテランが加わったアルバムなので、アレンジ・演奏が本格的です。抜群の疾走感あるビック・バンド演奏のダイナミックさで気分が超ハイテンションになります。(この後の4th、5thアルバムは、やや、やっつけ仕事的になり、この3rdほどの突き抜け感は無いです。) | |||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp 試聴(公式Web) |
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兵頭 佐和子 | |||
Sawako Hyodo | |||
Brand New Melody | |||
ブラン・ニュー・メロディ | |||
2008Mine'sRecords[Japan] | |||
Bass-三浦哲男, Drums-木村由紀夫 | |||
女性ピアニスト。オリジナル曲が中心のピアノ・トリオ演奏。安定感あるスタンダード曲のようなメロディのオリジナル曲ばかりです。情感あるバラード曲、爽やかな光彩を放つ軽快な曲、渋いクールな曲など多彩なオリジナルです。スタンダード曲は3、8、11曲目でメロディの良さを引き出したキレイなアレンジです。9曲目はポップスのヒット曲のカバー。これが1stアルバムです。2008年作で、その年は、兵頭佐和子、宮野寛子、妹尾美里と、すばらしい女性ピアニスト達が続々と1stアルバムを出した年でした。 | |||
楽器: | |||
Piano | |||
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John Critchinson Trio | |||
ジョン・クリッチンソン・トリオ | |||
Remove All Covers | |||
2006 33Records[UK] | |||
Bass-Dave Green, Drums-Tristan Mailliot | |||
イギリスのピアニストのピアノ・トリオ。安心して聴けるジャズの王道的な演奏です。軽快な曲とバラード曲が中心です。往年のジャズ・マンの曲など小粋なスタンダードを選曲。音質も最高です。16年間、ロンドンの名門ジャズ・クラブ「Ronnie Scotts」のハウス・ピアニストを務めたことで、現場、叩き上げの確かなスウィング感と、バラード曲における絶妙な"しっとり感"が合わさり、玄人受けも良いし、初心者にも勧められる聴きやすさを備えた王道の演奏です。 | |||
3曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Alto & Soprano Sax | |||
Amazon.co.jp 輸入盤 Amazon.co.jp 国内盤 |
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Rosario Giuliani | |||
ロザリオ・ジュリアーニ | |||
Mr. Dodo | |||
ホーム | |||
2002Dreyfus | |||
Piano-Pietro Lusso, Bass-Dario Rosciglione, Drums-Marcello Di Leonardo | |||
イタリアのアルト・サックス奏者。クールでカッコいい曲が多いです。オリジナル曲が多くを占めますが作曲力があり硬派な魅力が高いです。3曲目のバラードはMichel Petruccianiの曲「Home」。国内盤は、この「ホーム」がアルバム・タイトルになってます。国内盤のプロモーション評で「独特の音色と素早いフレイジングはチャーリー・パーカーやジョン・コルトレーンに引けをとりません。」とありますが、まさに、そんな感じの流暢なサックス・プレイです。ガッシッ!と気合を入れたい気分の時に聴くと良いです。 | |||
10曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp | |||
Gregory Privat | |||
Ki Kote | |||
2012GayaMusicProduction | |||
Trumpet-Renaud Gensane, Percussion-Sonny Troupe, etc | |||
ピアニスト。玄人好みのする感じのクールなメロディ・ラインの躍動感ある曲を聴かせてくれます。部分的に女性コーラスなども加わり異国的な雰囲気を感じさせます。これが1stアルバムで、現在は「ピアノの魔法使い」とも評されるなど、従来のジャズでは感じられないようなマジカルな魅力と躍動感、緊張感に満ちています。南米カリブ海のフランス領の島:マルティニークに生まれ、現在はフランスを中心に活動中です。 | |||
1曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp Amazon(CD+DVD) |
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上原ひろみ | |||
Hiromi Uehara | |||
Voice | |||
2011Telarc | |||
BassGuitar-Anthony Jackson, Drums-Simon Phillips | |||
人気の女性ピアニスト。とてもエネルギュシュでかっこいいピアノ・トリオ作。特に激しい1、2曲目のかっこ良さが凄まじいです。テイストとしてはハード・ロックのノリです。9曲目のみベートーベンの曲で、それ以外はオリジナル曲。クールな躍動感が、なんともカッコ良く、ドラムも有名ロック・グループ:TOTOのドラマーとしても活躍していた人なので、ビシ!バシ!とダイナミックさが炸裂します。上原ひろみはデビュー当時2003年に人気TV番組「情熱大陸」で密着ドキュメンタリーが放送されたのが大人気に成ったきっかけですが、1st~5thアルバムあたりは「これ、ジャズなのか?」という風変わりな曲も多く、ジャズの玄人リスナーは「なんで、こんなのが人気なんだ。」と、いまいましく思っていた人も多かったです。しかし、この2011年のアルバム「Voice」は、サナギが蝶になったように、一気に作風が変わり開花したイメージです。このアルバムのカッコ良さは認めざるおえないです。 | |||
1曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp | |||
古谷淳トリオ | |||
Jun Furuya Trio | |||
Exprimo | |||
2009DaikiMusicaInc[Japan] | |||
Bass-中林薫平, Drums-柴田亮 | |||
ピアノ・トリオ。激しくカッコイイ1曲目で幕を開け、以降はバラード曲と軽快な曲を演奏します。最後の曲は悲しい雰囲気だけどGood。オリジナル5曲、スタンダード2曲。6曲目は沖縄民謡のカバーですがオリジナルのジャズ曲のような味わい。この1stアルバム以前は、16歳でアメリカに渡り、ハイスクールでのビック・バンド活動、バークリー音楽院での学びとボストンなどでのライブ・ハウスでの演奏活動を経て、日本へ戻っての数年後の1stアルバム発売となります。アメリカで鍛えた確かな演奏力と、日本人なんだなと感じさせる柔らかさを感じさせるオリジナルのメロディラインなども相まって、心地良い急・暖の演奏を聴くことが出来ます。Apple Musicなどサブ・スクリプションでは、Jun Furuya / Exprimo で検索。 | |||
1曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp Amazon.co.jp 紙ジャケ |
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Claude Williamson Trio | |||
クロード・ウィリアムソン・トリオ | |||
Autumn In New York | |||
ニューヨークの秋 | |||
1995Venus[Japan] | |||
Bass-Bill Crow, Drums-David Jones | |||
ピアノ・トリオ。Venusレーベルからの1995年作。1曲目から「ぐぇ!音が良い!」と思ったら録音をしたのが伝説的な録音技師:Rudy Van Gelderでした。Venusレーベルは元々、どの作品も音が良いわけですが、これは特筆ものに音が良いです。VenusレーベルのHyper Magnum Soundと謳う録音ポリシーとRudy Van Gelderの1995年の録音技術が合わさっての作品と思います。Claude Williamsonは初リーダーは1954年のベテラン・ピアニスト。ベースのBill Crowも1950年代からGerry Mulligan、Stan Getzなどのサイド・マンを務めたベテランで含蓄のあるベースでバッキングします。ピアニスト:アル・ヘイグの曲を2曲と、ゆかりのスタンダード曲「ニューヨークの秋」「バーモントの月」「虹の彼方に」など良く知られたバラード曲も有り、上質な演奏を楽しむことが出来ます。 | |||
9曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp | |||
Richard Whiteman Trio | |||
リチャード・ホワイトマン・トリオ | |||
Slow Night | |||
2009GatsProduction[Japan] | |||
Bass-Brandi Disterheft, Drums-Sly Juhas | |||
ピアノ・トリオ。カナダのピアニストです。ジャケットからも推察される紳士的&良心的な好演奏です。軽快な曲は、弾む楽しげなピアノタッチで、バラード曲は優しいピアノタッチで、全体の構成が軽快な曲とバラード曲が半々くらいなので聴きやすい構成です。有名なスタンダード数曲とマイナーなスタンダード曲、良質なオリジナルも2曲(1、9)。1998~2010年頃に良作を連発していた国内レーベル:GatsProduction(ガッツ・プロダクション)からの作品です。定価1200円と安いのも魅力でした。国内企画ということもあり、10曲目は日本のシンガー:椎名林檎の「歌舞伎町の女王」をジャズ・カバーしています。優雅にリラックス出来るオシャレな11曲目で締め。 | |||
1曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp | |||
川上さとみ | |||
Satomi Kawakami | |||
Sweetness | |||
スウィートネス | |||
2006M&I[Japan] | |||
Bass-上村 信, Drums-原 大力 | |||
女性ピアニスト。2ndアルバムのピアノ・トリオ作です。悲しげな曲が半数を占め、深く芸術的な色彩の濃い作品です。ピアノの1音1音が含蓄深く、慎重に研ぎ澄まされた演奏です。ベース、ドラムも、その含蓄深い演奏を壊すことなく、ひたひたと深く支えます。オリジナル6曲と、スタンダード4曲(3、4、5、7)。スイングジャーナル誌選定ゴールド・ディスク。 | |||
1曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
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Christian Jacob | |||
クリスチャン・ジェイコブ | |||
Maynard Ferguson Presents | |||
1997Concord | |||
Bass-John Patitucci, Drums&Percussion-Peter Erskine | |||
ピアニスト。ピアノ・トリオで緊張感ある演奏で渋いクールな曲と激しめの曲を中心に聴かせてくれます。クールな曲におけるガシッ!とした気迫あるプレイが魅力です。オリジナル中心で、スタンダードは6、7、8、9曲目。初のリーダー・アルバムで、トランペッター:Maynard Fergusonのプロデュース。名門Concordレーベルからの作。ベースとドラムに有名なベテランを配しています。フランス人で米国で活躍中です。 | |||
楽器: | |||
Trumpet | |||
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五十嵐一生 | |||
Issei Igarashi | |||
Ballads Of A Sullen Horn Man (Disc2枚組) | |||
2017VAA[Japan] | |||
Piano-柴田敏孝(1), 工藤隆(2), 石塚まみ(3,8), 吉澤はじめ(5), Piano-羽仁知治(6), Bass-俵山昌之(1,4,7), Drums-石若駿(1,7), 他 | |||
トランペッター。ピアニストを6人ほど招き各曲でデュオ、トリオでバラードを演奏します。枯れた味わいのある演奏であり、ピアニスト達の渋い好プレイも光ります。ほぼ全曲がバラードのトランペットのアルバムというのは、ほとんど無く、特徴ある作品で、バックのピアニスト達や構成を変えることで、微妙な色彩の違いもあり、飽きさせない風情を感じさせます。各曲が5~9分あり充実した演奏です。夜中に聴くと、見事に雰囲気が上質でセンチメンタルな空間に部屋が変わります。Disc2枚組。 | |||
Disc1の8曲目の演奏 | ||
楽器: | |||
Piano Trio | |||
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L. A. Jazz Trio | |||
L.A.ジャズ・トリオ | |||
Piano Trio Christmas | |||
2008KingRecord | |||
Piano-Corey Allen, Bass-Kevin Axt, Drums-Dave Tull | |||
クリスマス・アルバム。ピアノ・トリオ演奏で聴きやすいイージーリスニング風の演奏です。ロマンチックな曲と軽やかな曲がほとんどです。聴きなじみのある定番のクリスマス曲がほとんどでメロディが親しみやすく、センスの良いオシャレな演奏です。ピアノが前出でアルバム「My Romance」を名盤紹介しているCorey Allen(コリー・アレン)です。カラフルなパステル・カラーのようなイメージを感じる雰囲気です。 | |||
楽器: | |||
Piano | |||
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Bob Alberti Trio | |||
Nice & Easy | |||
1995Dolphin | |||
Bass-Delbert Felix, Frank Duvall(3,7,8,12), Drums-Mark Husbands | |||
ピアノ・トリオ。ソフトでオシャレな感じの上質な演奏です。Eddie Higgins Trio や Beegie Adair Trio とかに似た演奏です。全曲がメロディの良いスタンダード曲で、バラード曲と軽快な曲が半々で聴きやすい構成です。アルバム数は少ないピアニストですが、キャリアは長く、一時代を風靡したスター歌手のポール・アンカ、パティ・ペイジ等々の音楽監督を勤めた人ということです。押し付けがましさが無く、無欲で、穏やかな上品さを感じます。ジャズ評論家:寺島靖国の著作「JAZZピアノ・トリオ名盤500」にも掲載され、2曲目を褒めています。 | |||
楽器: | |||
Piano | |||
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David Matthews Trio | |||
デビッド・マシューズ・トリオ | |||
Jazz Ballad with Strings | |||
ジャズ・バラード・ウィズ・ストリングス | |||
1991/1998SweetBasil[Japan] . Jacket Design 2 Type | |||
Bass-Avery Sharp, Drums-Danny Dotlieb, +Strings | |||
ピアノ・トリオ。アルバム・タイトル「Jazz Ballad with Strings」どおり、バイオリン等のストリングス隊をバックしたエレガントで落ち着いたバラード曲のみのアルバムです。David Matthewsはアメリカのポップス界でアレンジャー(編曲家)として活躍後、1980年代にマンハッタン・ジャズ・クインテット(MJQ)というジャズ・バンド結成し日本で人気を得たピアニストです。親日家で、妻が日本人のこともあり2013年からは日本に在住しています。編曲家としてのキャリアが長く高いので既存のスタンダード曲をアレンジした書き譜が主体のジャズ演奏を得意としており人気のマンハッタン・ジャズ・クインテット(MJQ)も、そういった感じのバンドです。本作はピアノ・トリオということもあり、ピアニストとしての演奏と、優れたアレンジを楽しむことが出来ます。5曲目が異なる曲(Michelle)のバージョンがあります(サックス入り)。 | |||
楽器: | |||
Piano | |||
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Magnus Hjorth | |||
マグナス・ヨルト | |||
Plastic Moon | |||
プラスティック・ムーン | |||
2010Cloud・バウンディ[Japan] | |||
Bass-Petter Eldh, Drums-池長一美(9Compose) | |||
ピアノ・トリオ。9曲中7曲がオリジナル曲ですがメロディラインが個性的かつキレイで良いです。北欧のピアニストとベーシストと日本のドラマーのトリオ。来日のライブの時に数回、手合わせしただけの非レギュラーのピアノ・トリオだそうです。北欧デンマークのコペンハーゲンでのスタジオ録音。本作は音質重視のジャズ批評:ジャズオーディオ・ディスク大賞2010で[銀賞]に輝いたように音がクリヤーで良い音です。録音技師が手腕が高いと北欧で評判の人だそうです。オリジナルのメロディラインも、三人の演奏力も、甘ったるくもなく、難解でもなく、凛としたクールなセンスを醸し出しています。 | |||
7曲目のプロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano ( & Synthesizer ) | |||
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大林武司トリオ | |||
Takeshi Ohbayashi Trio | |||
Manhattan | |||
マンハッタン | |||
2016Somethin'Cool[Japan] | |||
Bass-中村恭士, Tamir Shmerling, Drums-Nate Smith, Terri Lyne Carrington | |||
ピアノ・トリオ。全曲オリジナルでR&Bテイストと言うかグルーヴ感ある曲がメインで、ニュー・ジャズといった感じの個性を発揮しています。ダークで粘りのあるメロディラインのピアノにベース、ドラムも、そのグルーヴ感を盛り立て、ダークに進行します。全曲オリジナル曲。ニューヨークを拠点に日米で活動中です。手前味噌になりますが、当サイトのPC版での全曲の曲調の評価記号が、JCK、JKCがほとんどです。これはクールで悲しげ、悲しげでクールということで、すなわちダークな雰囲気ということです。アルバム全体のカラーが統一されていて、カッコ良いダークさに満ちています。彼女を車に乗せて、これをBGMにして"男っぽさ"をアピールする、なんてのにも使えそうな雰囲気です。 | |||
1曲目のプロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp | |||
Adam Birnbaum Trio | |||
アダム・バーンバウム・トリオ | |||
Ballad Pour Adeline | |||
渚のアデリーヌ | |||
2006PonyCanyon[Japan] | |||
Bass-Matt Brewer, Drums-Quincy Davis | |||
ピアノ・トリオ。イージーリスニング・ピアノで大人気だったリチャード・クレイダーマンの曲を3曲(1、2、7)取り上げています。アレンジしてあり、しっかりジャズしてます。他はスタンダード数曲や、バーブラ・ストライサンドの大ヒット曲「The Way We Were」(作曲:Marvin Hamlisch)のジャズ・カバーなど。バラード曲が70%を占めますが、3、10曲目のみ少し激しめ。クラシック・ピアノも習得しているのでバラード曲はヨーロピアンな雰囲気の気品を醸し出します。日本企画でプロデューサーは木全 信(きまた まこと)なので日本人好みのする聴きやすさ重視の作です。スウィングジャーナル誌ゴールド・ディスク。公式ホームページで見ると、けっこうハンサムなピアニストです。 | |||
2曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Tenor Sax | |||
Amazon.co.jp | |||
Scott Hamilton With Strings | |||
Scott Hamilton With Strings | |||
1993Concord | |||
Piano-Alan Broadbent, Bass-Bob Maize, Drums-Roy McCurdy | |||
ベテラン・サックス奏者。ストリングス・オーケストラをバックした演奏です。ムード・ミュージック的な感じのするジャズ・サックスです。ストリングスのアレンジャーがナタリー・コールの大ヒット曲「アンフォゲッタブル」も手掛けた有能なAlan Broadbentなので、バックのストリングスの上質さが完璧です。それに、朗々としたソフトなサックス演奏が乗り、極上の優雅な雰囲気を醸し出します。有名スタンダード曲を中心にロマンチックな曲が80%です。名門Concordレーベルからの作。 | |||
3曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano Trio | |||
Amazon.co.jp Amazon.co.jp 紙ジャケ |
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New York Trio | |||
ニューヨーク・トリオ | |||
The Things We Did Last Summer | |||
過ぎし夏の想い出 | |||
2002Venus[Japan] | |||
Piano-Bill Charlap, Bass-Jay Leonhart, Drums-Bill Stewart | |||
ピアノ・トリオ。ピアニストが、CrissCrossレーベルやBlueNoteレーベルからも正統派のジャズCDを出すBill Charlapで、格調高く深い演奏力です。静かなバラード曲が中心。4曲目のみ明るい曲。6曲目は一部ダークでクール。1曲目の名曲スタンダード「いそしぎ」の他、美しいメロディのスタンダード曲がほとんどです。1、5曲目はソロ・ピアノ演奏。全体的に夜向きのアルバムです。Venusレーベルなので高音質で、ニューヨークのスタジオでの録音。スイング・ジャーナル誌ゴールド・ディスク。ライナー解説は寺島靖国氏。 | |||
2曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano Trio | |||
Amazon.co.jp Amazon.co.jp 紙ジャケ |
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New York Trio | |||
ニューヨーク・トリオ | |||
Blues In The Night | |||
夜のブルース | |||
2001Venus[Japan] | |||
Piano-Bill Charlap, Bass-Jay Leonhart, Drums-Bill Stewart | |||
同上ピアノ・トリオ。New York TrioとしてVenusレーベルから1作目になります。派手さは無いものの気品ある演奏です。溜めの利いた含蓄ある演奏力を感じさせ、渋いクールな曲、軽やかな曲、バラード曲など多彩なスタンダード曲です。ライナー解説は寺島靖国氏で、寺島氏の著作「JAZZピアノ・トリオ名盤500」にも掲載。ピアノのBill Charlapは、この2年前(1999年)にBill Charlap Trio「ス・ワンダフル」(女性の水上スキー姿のジャケット)をVenusレーベルから発売し大好評を得ていますが、1年前(2000年)にBlueNoteレーベルと契約しBill Charlap TrioでCDを出し始めているので、契約上の問題でVenusレーベルからはNew York Trioでの名称での発売になったという経緯があります。 | |||
4曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp | |||
木住野 佳子 | |||
Yoshiko Kishino | |||
Timescape | |||
タイムスケープ - スタンダード - | |||
2005Universal[Japan] | |||
Bass-鈴木良雄, 安ヶ川大樹, Drums-Tommy Campbell, 市原康 | |||
人気の女性ピアニスト。ピアノ・トリオ演奏で「All of You」「Spring Is Here」「My Foolish Heart」など有名スタンダード曲と、「Wave」など有名ボサノバ曲、ビートルズの曲(2曲目)を演奏します。ロマンチックな曲が半数で、1、4、6曲目は少しクールめ。女性らしい端正で柔らかさを感じるアドリブ&アレンジ&ピアノタッチで品格が高いです。名曲のメロディラインがスムースな流れでアレンジ・演奏されていて、いつまでも聴いていたいな、という安心感を感じさせます。同時発売の「ハートスケープ:オリジナル」というアルバムも有り、そちらは全曲オリジナル曲でイージーリスニング的な感じのする曲を中心に演奏しています。 | |||
1曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp | |||
John Harrison Trio | |||
Roman Sun | |||
2001WhalingCitySound | |||
Bass-Peter Kontrimas, Drums-Alan Hall | |||
ピアノ・トリオ。ノリノリの明るい曲で幕を開け、軽やかな曲やバラード曲、ちょっとクールな曲などいろいろ楽しめる作です。ピアノが躍動的で、きらびやかで、聴いていると心踊ります。ドラムもビシ!ビシ!とシンバル含めキメて曲を盛り上げます。ほとんどスタンダード曲(4のみオリジナル)ですが、ド定番曲でもなく、でも相当のジャズ・マニアなら聴きなじみのあるメロディの良い曲を選曲しています。ごく少数の現代ジャズ・マニアにしか知られていないアルバムですが、書籍では、ジャズ・マニア集団:MOONKSによる書籍「JAZZとびっきり新定番500+500」(2007年発売)には掲載されています。 | |||
1曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Tenor Sax | |||
Amazon.co.jp | |||
Eric Alexander | |||
エリック・アレキサンダー | |||
Its All In The Game | |||
2006HighNote | |||
Piano-Harold Mabern, Bass-Nat Reeves, Drums-Joe Farnsworth | |||
実力派サックス奏者。国内Venusレーベルからのアルバムでもお馴染みの奏者ですが、本作はアメリカの良質なレーベル:HighNoteからの2006年作。ダイナミックなサックス音で、明るい曲、クールな曲、バラード曲と多彩な曲を聴かせてくれます。スタンダード曲とオリジナル曲(2、5、7)、3曲目はDonny Hathaway & Roberta Flackのヒット曲のカバー。最後の8曲目の疾走感が最高です。ピアノがEric Alexanderの同志とも言える手練れのHarold Mabernで急・暖、バリバリとバッキングします。録音技師はRudy Van Gelderでダイナミックに迫りくるような高音質です。 | |||
8曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Tenor Sax | |||
Amazon.co.jp | |||
Eric Alexander | |||
エリック・アレキサンダー | |||
Temple of Olympic Zeus | |||
2007Highnote | |||
Trumpet-Jim Rotondi, Piano-David Hazeltine, Bass-Nat Reeves, Drums-Joe Farnsworth | |||
同上サックス奏者のHighNoteレーベルからの同上アルバムの翌年2007年の作。トランペットが4曲(1~3、6)で加わった構成です。同上からピアノはDavid Hazeltineにチェンジ。ハード・バップ風の硬派な曲や、ダイナミックながら悠々とした演奏など明快なサックス演奏です。オリジナル3曲(1、3、6)と往年のジャズ・マンのマイナー曲など。トランペットのJim Rotondiも正統派ながら硬派なビシッと決まった演奏を得意とするEric Alexanderの同志なので、加わる曲では息の合った掛け合いをみせます。これも録音技師はRudy Van Gelderでダイナミックに迫りくるような高音質です。 | |||
6曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Tenor Sax | |||
Amazon.co.jp | |||
Eric Alexander | |||
エリック・アレキサンダー | |||
Gentle Ballads II | |||
ジェントル・バラッズII | |||
2006Venus[Japan] | |||
Piano-Mike LeDonne, Bass-John Webber, Drums-Joe Farnsworth | |||
同上サックス奏者。国内Venusレーベルからの作で、全曲スタンダード曲のバラード集です。Gentle Ballads、Gentle Ballads II、Gentle Ballads III、~Ⅳ(4)、~V(5)、~VI(6)と年月をおいてコンスタントにシリーズ化しており、本作が第2弾のⅡとなります。2006年作なので時期的には同上の2枚と重なり充実したサックス演奏力です。(デジタル配信では2014年と表記されている場合あり) 「モナ・リザ」など美しいバラードが選曲されており、ダイナミックながらも朗々とした演奏です。甘ったるくはないですが雰囲気としては夜向きのアルバムです。ライナーノーツは寺島靖国氏で「今の若手、中堅に、こんな雄々しくバラードを吹くテナーマンはいるか、いや絶対にいない。」とベタ褒めしています。 | |||
2曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp | |||
Jon Mayer | |||
The Classics | |||
2004ReservoirMusic | |||
Bass-Rufus Reid, Drums-Willie Jones III | |||
ピアニスト。往年のジャズ・マンの曲が中心のピアノ・トリオ演奏です。ノリノリの明るい曲や、クールな曲、しっとりとしたバラード曲など多彩な演奏です。Miles Davis、Sonny Rollins、Bill Evans、Horace Silverなどの曲が有りますが、ド定番曲は数曲なのでマンネリ感は無く、王道ピアノ・トリオといった感じでクリアに演奏します。前出でアルバム「Nightscape」を名盤紹介しているピアニストで、1950年代からサイド・マンとしては活躍していたピアニストですが、初リーダー作は1995年の遅咲きの人です。録音エンジニアは手腕の高いJim Andersonでニューヨークの有名スタジオでの録音です。 | |||
2曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp 輸入盤 Amazon.co.jp 国内盤 |
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Bill Evans Trio | |||
ビル・エヴァンス・トリオ | |||
Waltz for Debby | |||
1961Riverside | |||
Bass-Scott Lafaro, Drums-Paul Motian | |||
ジャズ・ピアニストとして1番人気のビル・エヴァンスのピアノ・トリオ演奏の1961年作の有名なライブ盤です。ジャズ雑誌SwingJournal(現在廃刊)の読者人気投票で1位を獲得し、日本人が一番好きで、多くの人に支持されているアルバムということになります。有名盤なので、CDレンタル店にも必ず有ります。夜のしっとりした雰囲気のレストランといった雰囲気を醸し出すエレガントで気品ある演奏です。食器の音なども、たまに聞こえたりして、その場で、演奏を楽しんでいるような、くつろいだ気分になります。CDでは同じ曲の別テイクで水増ししてあり実質的には7曲です。バージョンによって同じ曲の別テイクが曲の直後に配置されていて同じ曲を2回連続で聴かされる盤と、別テイクが後方配置されていて、最後に、また同じ曲が流れるバージョンが存在し、別テイクが後方配置されているバージョンを選ぶべきです。 | |||
1曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Tenor Sax | |||
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Houston Person | |||
Mellow | |||
2009Highnote | |||
Piano-John Di Martino, Guitar-James Chirillo, Bass-Ray Drummond, Drums-Lewis Nash | |||
サックス奏者。クールな曲、ロマンチックなバラード曲、軽快な曲など多彩な曲をバランス良く演奏したスタンダード曲集です。軽快な曲はソウル・フルなノリで、バラード曲は、しっとりとした、なごやかさで、心地良い演奏です。選曲が利いていて、ド定番の曲は少なめでも、メロディの良いスタンダード曲が数多く選ばれており、メロディラインも秀逸です。ニューヨークのベテランのピアニスト、ベース、ドラマー、ギターとの演奏なので、スムーズな調和した演奏です。録音エンジニアは、Rudy Van Gelder。 | |||
2曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
TenorSax-Gianni Basso | |||
Amazon.co.jp | |||
Cojazz featuring Gianni Basso | |||
All Those Melodies | |||
2000TCB | |||
Piano-Andy Scherrer, Bass-Isla Eckinger, Drums-Peter Schmidlin | |||
スイスのジャズ・バンド:Cojazzがイタリアのベテラン・サックス奏者:Gianni Bassoをフロントにしたスイスでのライブ盤。スイスはイタリアの北の隣同志の国なので交流も盛んと思われます。あまり力の入ってないリラックスした、いぶし銀のごとくの大将といった感じのサックスが心地良いです。メロディの良いスタンダード曲を選曲してあり、メロディラインもGOODです。ピアノのAndy Scherrerは実はサックスの方が本業だそうですが、ピアノも上手いとのことで、主役をGianni Bassoに任せ、エレガントなピアノでバッキングします。 | |||
1曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
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Keith Greko Trio | |||
キース・グレコ | |||
Journey | |||
ジャーニー | |||
1995Interplay/2006M&I[Japan] | |||
Bass-Warren Jones, Drums-Don Moio | |||
ピアノ・トリオ。スタンダード曲がほとんどでメロディも良く、軽快な曲が40%、バラード曲50%くらいで聴きやすい構成です。軽快な曲は明快なピアノ・タッチで、バラード曲は、しっとりと情感深く、終盤にクールな曲はありますが、全体を通してジャズ王道的な演奏を楽しめます。本作は1995年作ですが、ファースト・アルバムはジャズが低迷期に入る頃の1969年で、華々しいジャズ・ブームとは無縁だったようです。アメリカの西南の都市フェニックスのクラブで専属ピアニストを長年勤めて、腕を上げたとのことです。 | |||
楽器: | |||
Tenor Sax, Piano | |||
Amazon.co.jp | |||
Gianni Basso & Renato Sellani | |||
ジャンニ・バッソ & レナート・セラーニ | |||
A La France 2 | |||
2001Philology[Italy] | |||
Duo Album . TenorSax-Gianni Basso, Piano-Renato Sellani | |||
サックスとピアノの2人だけのアルバム。90%がバラード曲です。フランスにちなんだ楽曲をベテランの味わい深い情感ある演奏で聴かせてくれます。最後の曲だけ少し歌ってます。メロディの良い曲ばかりであり、前出でアルバム「A La France 3」というアルバムを紹介していますが、そちらがピアノ・トリオをバックにしているのに対し、こちらはピアノとのデュオなので、シンプルであり、人生の全ての欲が溶けた、仙人のような境地にあるサックス奏者という感じの情緒ある音色が、いっそう感じられ、温かみあり、リラックスします。 | |||
1曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp Amazon.co.jp(SACD) |
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Massimo Farao Trio | |||
マッシモ・ファラオ・トリオ | |||
Like An Elegant Wine | |||
エレガントなワインのように | |||
2020Venus[Japan] | |||
Bass-Nicola Barbon, Drums-Bobo Facchinetti, Strings Orchestra-Accademia Arrigoni's Strings Orchestra, Conducter-Bill Cunliffe | |||
イタリアのピアニスト。イタリアのストリングス・オーケストラをバックに映画曲をムード・ミュージック的に演奏し、全曲ロマンチックで、うっとりするエレガントな夢世界を創出します。ストリングスの指揮&アレンジャーはベテランのBill Cunliffeなどで気品ある上品なストリングスです。こうゆうアルバムは案外、クールだったり悲しげだったりする曲が1、2曲は有ったりするものですが、そういう曲は無く全曲がロマンチックでエレガントです。自己主張が強くない夢世界のようなロマンチックな曲ばかりなので、夜の上品なレストランのBGMに使っても最適です。その分、ジャズらしさを期待する人には向いておらず、美しいイージーリスニングや静かなクラシックを好む人に向いています。国内Venusレーベルですから音質も良いです。SACD盤も発売されています。 | |||
1曲目プロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
Amazon.co.jp | |||
Alan Pasqua | |||
アラン・パスクァ | |||
Soliloquy | |||
2018AlanPasqua | |||
Solo Piano | |||
実力派ピアニスト。ソロ・ピアノでスタンダード曲のバラードを演奏します。美しいピアノタッチでエレガント。全曲がムードある夜を過ごせる静かな演奏です。夜に聴いたりするのに最適です。この気品ある演奏からは想像つかないですが、経歴としては多彩な人で、1970年代には一時期、ボブ・ディランのバンドのキーボード奏者を勤めたり、1980年代にはカルロス・サンタナのアルバムでキーボード奏者を勤めたりしたそうです。ジャズ・ピアニストとしては1990年代からリーダー作を発表しています。本作は2018年作ですが、ずいぶんスタイルと音楽性が変化しているんだなと思います。そのような縁もあって8曲目ではボブ・ディランの曲を1曲だけジャズ・カバーしています。いずれにしても"くつろぎの"ひと時を過ごせるソロ・ピアノ作品です。 | |||
1曲目のプロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Trumpet & Vocal | |||
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Arturo Sandoval | |||
アルトゥーロ・サンドヴァル | |||
A Time for Love | |||
2010Concord | |||
Trumpet-Chris Botti(6), Vocal-Arturo Sandoval(4,10), etc | |||
トランペッター。ストリングス・オーケストラを半数の曲で交えたアルバムです。ほぼ全曲がバラード曲で、悲しい1曲目、ロマンチックな2曲目などが特にグッと来ます。滑らかで気品のあるトランペット演奏で「Emily」「Smile」など名曲スタンダードの他、クラシックの名曲も数曲を演奏します。2曲で歌も歌いますが、味のある歌声で悪くないです。オーケストラのアレンジをしているJorge Calandrelliという人が、大人気歌手のバーブラ・ストライサンドやセリーヌ・ディオンなどのアルバム制作にも関わった実力ある編曲家なので、アルバムを包み込むストリングスが、なんとも気品があります。全体的にセンチメンタルで、夜に、しんみりと聴くと良いアルバムです。名門Concordレーベルからの作。 | |||
1曲目のプロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano Trio | |||
Amazon.co.jp | |||
Triosence | |||
トリオセンス | |||
When You Come Home | |||
2008SonyBmgEurope[Germany] | |||
Piano-Bernhard Schuler, Bass-Matthias Nowak, Drums-Stephan Emig | |||
ドイツのピアノ・トリオ。クリスタルな輝きを放つ軽やかな曲とバラード曲が中心で、バンド名のごとくセンスの良い曲ばかりです。ほとんどオリジナル曲(最後の曲のみスタンダード曲)なので、マンネリ感とは無縁のフレッシュでカラフルなメロディライン。前出でアルバム「Away For A While」を名盤紹介していますが、こちらの「When You Come Home」はクール感よりもカラフルでポジティブな色合いが強いです。現代ジャズ・マニアにも好評だったようで、ネット上のブログなどで好感触の感想が散見されます。 | |||
楽器: | |||
Piano | |||
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Jim Watson Trio | |||
The Loop | |||
2005ReeseRecords | |||
Bass-Orlando Le Fleming, Drums-Tristan Maillot | |||
イギリスのピアニストのピアノ・トリオ。確かな力強いピアノタッチの曲をメインに、軽やかな曲が半数を占め、明快でフレッシュなイメージです。1曲目のChick Coreaの曲などスタンダード系が半数、オリジナル曲が半数です。これが1stアルバム(2005年作)ですが、これだけ好演奏できる実力がありながら、ジャズ・ピアニストのみが本業ではないようで他にリーダー・アルバムは見受けられず、経歴によるとポップス系(スティング、インコグニート等)のキーボード担当を勤めたり、新作映画のBGM制作を担当したりという仕事をメインにしているようです。 | |||
1曲目のプロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
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Serge Forte Trio | |||
La Vie en Beu | |||
2001EllaProductions | |||
Bass-Claude Mouton, Drums-Laurent Robin | |||
フランスのピアノ・トリオ。気品あるシャンソンの名曲をジャズ演奏しています。悲しげな曲と明るい曲が有り、明暗のはっきりした構成です。ピアノタッチとアレンジが非常にプロフェッショナルで芸術的な感じのするピアノ演奏です。欧州らしいエレガントさに加え、軽快な曲における高揚感、悲しい曲における深みを非常に感じさせます。全7曲ですが各曲が8~10分くらいあり、濃密な演奏を味わえます。 | |||
2曲目のプロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
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Baptiste Trotignon | |||
バティスト・トロティニョン | |||
Share | |||
2008SunnySide | |||
Bass-Matt Penman, Drums-Eric Harland, Otis Brown III, Flugelhorn-Tom Harrell(2,4,7), Sax-Mark Turner(2,4,6) | |||
フランスのピアニスト。ピアノ・トリオ7曲、管入りが4曲で、全曲オリジナル曲を演奏します。クールでかっこいい曲を中心に、バラード曲も少し混じえつつ玄人受けするジャズを展開します。リーダー作をいくつかリリースして来ましたが、本作ではニューヨークで活躍中の実力派メンバーを入れたニューヨークでの録音。その為、その優秀な作曲力と相まってスタリッシュで洗練された演奏のコンテンポラリージャズという感じになっています。本人のピアノも極限の集中状態"ゾーン"に入っているかのごとくで、なんともカッコ良いです。 | |||
1曲目のプロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Tenor Sax | |||
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Bruce Abbott & North Star Jazz Ensemble |
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A Sentimental Romance | |||
2009NorthStar | |||
ストリングス・オーケストラを交えたサックス・アルバム。イージーリスニング風で空気のようにクセが無く、なんとなく部屋のBGMとして流すのには最適です。「Moon River」「Tenderly」「Stardust」など美しいメロディで有名なスタンダード曲ばかりなのでエレガントです。流していると部屋が、なごやかで安心できる落ち着いた空間になる感じです。 | |||
楽器: | |||
Tenor & Alto Sax | |||
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Bruce Abbott with North Star Jazz Ensemble |
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Moonlight and Sax | |||
2002NorthStar | |||
同上と同じサックス奏者とストリングス・オーケストラ。同じコンセプトのサックス・アルバムです。イージーリスニング風で全曲バラード曲で、美しいメロディで有名なスタンダード曲ばかりです。少し悲しげな「Fly Me To The Moon」「Cry Me A River」「Autumn Leaves」が6、7、9曲目にあります。その為、部屋のBGMとしては同上のアルバム「A Sentimental Romance」の方がおすすめです。同上アルバムと3曲「Stardust」「Moon River」「Mona Lisa」は重複しています。 | |||
1曲目のプロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Tenor & Alto Sax | |||
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Bruce Abbott with North Star Jazz Ensemble |
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Romancing The Sax | |||
2001NorthStar | |||
同上と同じサックス奏者とストリングス・オーケストラ。同じコンセプトのイージーリスニング風のサックス・アルバムです。ほとんど全曲ロマンチックな曲で、9曲目のみ悲しげな曲です。「When I Fall in Love」など美しいメロディのスタンダード曲ばかりです。ストリングス・オーケストラも優雅で、ロマンチックで落ち着いている曲風ばかりなので、眠たくなる傾向です。 | |||
1曲目のプロモーション・ビデオ | ||
楽器: | |||
Piano | |||
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Jos Van Beest Trio | |||
ヨス・ヴァン・ビースト・トリオ | |||
If You Only Knew | |||
イフ・ユー・オンリー・ニュウ | |||
2024Sawano[Japan] | |||
Guitar-Vincent Koning, Bass-Hans Mantel | |||
オランダのピアニスト。人気レーベル:澤野工房からの発売。ドラムの替わりにギターが入ったピアノトリオ演奏で、全曲スタンダードです。2曲目のみ玄人向けな感じも、3曲目以降は幸せ気分がMAXになって来るオシャレな演奏です。ギターとベースがモダンな良い雰囲気を醸し出し、中・後半、甘いケーキを味わうような気分で聴けます。 | |||
楽器: | |||
Piano | |||
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Jan Lundgren With Orchestra | |||
Something To Live For | |||
1999Sittel[Sweden] | |||
Bass-Mattias Hjort, Drums-Rasmus Kihlberg | |||
スウェーデンの人気ピアニスト。デューク・エリントン&ビリー・ストレイホーン曲集です。ピアノ・トリオを基本にオーケストラと半数の曲で共演しています。明るい曲でスタートし、前半のロマンチックな曲が特に印象的です。エリントンの曲を上手くアレンジした前半の"きらびやか"な躍動感と美しさが売りです。後半は、スウェーデンの作曲家の書き下ろしによる9~11曲目の組曲など有り、うるさかったり、やや落ちなイメージです。 | |||
1曲目のプロモーション・ビデオ | ||
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