Jazz 最近の新作CD 2024/8月紹介 |
松本 茜 & 纐纈歩美 (まつもと・あかね & こうけつ・あゆみ) アルバム「Trust」 を紹介します。 |
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実力派の女性2人によるピアノとアルト・サックスのデュオ演奏です。全曲がバラード系の有名・無名のスタンダード曲です。優れた演奏力のある2人なので雰囲気の空気感が、その優秀な録音と相まって非常に上質です。ピタっと時が止まって演奏の空間に聴き入ってしまう魅力と、商業的でない深い芸術性があります。 バラード系ばかりなので夜にじっくりと聴くのにも適しています。 本作が初の顔合わせではなく、ライブでは12年前から何度も2人で演奏して来たそうです。今回が初レコーディングとなり作品の形となりましたので、その互いの息使いが絶妙なのだと思います。 アナログLPの長さを意識してか全41分で7曲です。 当サイト[ 準名盤 ]認定盤。 2人は、それぞれのソロ作品も優秀なアルバムが多いので、おすすめです。 |
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Piano- 松本茜 , Alto Sax- 纐纈歩美 | |
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Jazz 最近の新作CD 2024/5月紹介 |
渡辺貞夫 アルバム「Peace」 を紹介します。 |
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ナベサダこと渡辺貞夫さん、現在91歳。2024年作のバラード・アルバムです。 センチメンタルなジャズ・スタンダード名曲が多く選曲されており、ぬくもりと哀愁感ある演奏で心安らぐアルバムです。4曲のオリジナル(6,7,10,11)も同じテイストでスタンダード曲のような良曲でアルバム全体の雰囲気に溶け込みます。 ファンは必聴のオススメ盤です。 最近はライブ盤の新作は出していましたがスタジオ録音は7年ぶりとのこと。 以前から、バラード・アルバムを作りたいと思っていたそうですが、コロナ渦に入り伸び伸びなっていたのが実現したとのことです。 センチメンタルなバラード曲が多くを占めるので、若さみなぎるエネルギッシュさがあるよりも歳相応の枯れた味わいが曲とマッチしていて良い雰囲気を醸し出しています。 渡辺貞夫さんは1980年~2010年くらいはフュージョン系のアルバムがほとんどで、1970年代はジャズが変革期で前衛的なものやアフリカ、ブラジルあたりに傾倒したものも多いので、純粋なジャズ・アルバムというのは、2010年頃以降か、または1960年代までさかのぼる必要がある感じです。なので、渡辺貞夫のジャズ・アルバムのオススメを教えて欲しいという場合、範囲は限定されるので、このアルバムは、オススメのNo1候補に推しても良いような出来だと思います。高齢の91歳で、こういうレベルの高い作品を出せるのは凄いです。 ピアノのRussell Ferrante(ラッセル・フェランテ)もベテラン・ピアニストですから雰囲気バッチリのソフトな演奏です。ベース、ドラムも良い雰囲気です。6曲目だけバラード曲ではなく軽やかくらいの曲です。 |
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Alto Sax- 渡辺貞夫 Piano- Russell Ferrante Bass- Ben Williams Drums- 竹村一哲 |
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Jazz 最近の新作CD 2024/2月紹介 |
Lawrence Fields アルバム「To The Surface」 を紹介します。 |
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ピアニスト。ほとんどオリジナル曲です。ソロ・ピアノ風のイントロから躍動的なオリジナル曲のピアノトリオ演奏へと移行し、一気に彼の生き生きとした輝いた世界へと引きつけます。 これがデビュー作で、5年ほど前からトランペッター:Christian Scottのバンドやサックス奏者:Joe Lovanoのバンドなどで実力を磨いてきました。 おすすめ盤。 |
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Piano- Lawrence Fields Bass- 中村恭士 Drums- Corey Fonville |
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Lawrence Fieldsのピアノトリオ演奏が 聴けるアルバムとして、 本作でも参加している ベーシスト:中村恭士がリーダーの作 「A Lifetime Treasure」 「Hometown」 (発売:澤野工房) の2枚が有り、その2枚も おすすめです。 |
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Jazz 最近の新作CD 2023/9月紹介 |
外山 安樹子トリオ (とやま あきこ トリオ) アルバム「Moving Again '19→'23」 を紹介します。 |
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女性ピアニストのピアノトリオ。メロディアスなオリジナル曲と、好演奏の数曲のスタンダード曲。青空に鳩が飛び立つようなフレッシュなイメージを感じる曲や、夜空を仰ぐセンチメンタルな印象を感じる曲や、勢いあるエネルギー感に巻き込まれたりと多様な方向性です。このトリオとしては珍しい聴きずらい感じもする前衛的な感じの7、11曲目も有ります。おすすめ盤。 | |
Piano- 外山 安樹子 Bass- 関口宗之 , Drums- 秋葉正樹 |
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Jazz 最近の新作CD 2023/4月紹介 |
Jeremy Pelt アルバム 「The Art of Intimacy Vol.2 :His Muse」 を紹介します。 |
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トランペッター。品のあるバラード曲が中心です。時に軟弱さは感じさせず凛としたクールさも漂わせ気品が高いです。トランペットの音色が滑らかで理想的な音色です。一部ではバックに、かすかにバイオリン等のストリングス隊が入り深みを増します。 当サイト[準名盤]認定盤。 |
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Trumpet- Jeremy Pelt Piano- Victor Gould Bass- Buster Williams Drums- Billy Hart Violin- Andrew Griffin, Josh Henderson, etc |
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Jazz 最近の新作CD 2023/2月紹介 |
Thierry Lang アルバム 「Waltz : Heritage Project Vol.1」 を紹介します。 |
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当サイトのJAZZ真実の名盤でアルバム「Thierry Lang」が1位評価のスイスのベテラン・ピアニスト:Thierry Langの2022年作です。トランペット&サックスを主軸に、曲によりバックにギターを入れて、ベースとドラム無しで、深遠な曲を中心に演奏します。情感あるトランペットとサックスの演奏が交互に美しい景色を描くように演奏されます。Thierry Langはピアノ・トリオは良作が多いですが、色んな楽器編成で新たな芸術的なジャズを生み出せないか試行錯誤しているようなアルバム経歴があり、そういったアルバムの中には、やや中途半端な印象を持ってしまうような作品もあります。本作も一般的なジャズの編成ではないですが、今回は、その試みが比較的、成功したアルバムという印象を受けます。ジャズと言うより、どこかクラシック音楽的な美としての芸術性を醸し出しています。ピアノ演奏も、さすがと言うべき深みを感じます。白眉は3、9曲目あたり。デジタル配信のみなのかCDは検索しても売っていないようです。[ Apple Music ]、[ Spotify ]、[ Amazon Music Unlimited ]で聴くことが出来ます。(本国のスイスでは少量はCD販売されているのかもしれません。)。Vol.1ということなので、Vol.2もそのうちに配信されるかもしれません。 | |
Piano- Thierry Lang Trumpet- Matthieu Michel Sax- Sylvain Beuf Guitar- Claude Scheider |
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Amazon Music Unlimited(月額 定額) | |
Jazz 最近の新作CD 2022/11月紹介 |
高田ひろ子トリオ アルバム「秋音 : Live at Cool Jojo」 を紹介します。 |
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女性ピアニスト。ピアノトリオのライブ演奏。全曲オリジナルで、ほとんどがセンチメンタルな雰囲気です。深遠な品を感じさせる演奏で、ピアノ音の1音1音が情緒ある風景が見えるような美しい旋律を放っています。10分程度の曲が全6曲。ライブ録音ながら聴きやすい音響で立体感もGOODです。ドラムが所々、やや、うるさめなのが少し減点。 当サイト[準名盤]認定。 |
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Piano- 高田ひろ子 Bass- 小美濃悠太 , Drums- 岩瀬立飛 |
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Jazz 最近の新作CD 2022/9月紹介 |
Hiromu トリオ (田谷紘夢トリオ) アルバム 「The Unknown :Live At Alfie」 を紹介します。 |
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新人の男性ピアニストのピアノトリオ。ライブ盤。オリジナル中心に、急・暖、引き付けるメロディラインと演奏です。曲風が、時にガッツあるクールさと、時に親しみやすさのあるメロディを兼ね備え優秀です。 おすすめ盤。 最後の7曲目だけ自身のボーカルでカーペンターズのヒット曲をノリノリにジャジーに歌ってます。 Hiromu Unknownで検索。 本名:田谷紘夢(たや ひろむ)。 普段、ポップス系の人ともコラボするなど、ジャズ一辺倒ではないようです。 |
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Piano(Vocal: 7)- Hiromu Bass- 佐藤潤一, Drums- 多田涼馬 |
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Jazz 最近の新作CD 2022/5月紹介 |
福井亜実 (福井アミ) アルバム「Nova Manha ~ 新しい朝」 を紹介します。 |
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女性ピアニストのピアノトリオ。ボサノバの風味のオリジナル曲が中心です。イージーリスニング的な優しいメロディラインの曲が多く、タイトルがポルトガル語の「Nova
Manha(新しい朝)」ということで、そんな爽やかさを感じるアルバムです。 おすすめ盤。 |
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Piano- 福井亜実 Bass- 岩見継吾 , Drums- 吉良創太 |
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Jazz 最近の新作CD 2022/1月紹介 |
高木里代子 アルバム「Celebrity Standards」 を紹介します。 |
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人気の女性ジャズ・ピアニスト。ピアノトリオでの演奏です。カラフルな輝きを放つ演奏で、定番のジャズ・スタンダード曲が半数程度で、半数はオリジナル曲です。アレンジ・アドリブがポップな雰囲気で、YouTubeの動画とかを見ても、今、ノリに乗っているアーティストという感じで、その勢いがあふれ出ている感じです。序盤の軽快なスタンダード曲は美しくフレッシュに、激しい3、5曲目などは、キビキビとした良く指が廻るなという感じの凄い勢いで情熱がほとばしります。6曲目は唯一の静かでセンチメンタルな有名バラード曲「My
One and Only Love」。7曲目の冒頭のベース・ギターのベンベロ音だけ残念な感じがします。8曲目のスタンダード以降は、フュージョンやインスト・ピアノ的なアレンジの曲も有りエモーショナルな曲風です。全体的に、急暖、色んな曲があり、軽く聴き流すような感じではなく、集中して聴く音楽エンターテイメント作という感じです。 当サイト[準名盤]認定盤。 (定価は 3500円 転売ヤーに注意) |
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Piano- 高木里代子 Bass- 勝矢匠 , Drums- 山内陽一郎 |
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2ヶ月後に第2弾が発売されたので、紹介します。 | |
高木里代子 アルバム「Jewelry Box」 |
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人気女性ジャズ・ピアニストの2ヵ月前の発売CD「Celebrity Standards」に続く第2弾のCD「Jewelry Box」。レコーディングは前作と同時に録音したとのこと。収録したい曲を選定したら、収録したい曲が多すぎて、レーベル主催者から「2枚のアルバムでリリースしては?」という提案を受け、第1弾、第2弾での発売になったとのこと。ジャズ・スタンダード5曲、オリジナル曲6曲で構成され、抑制された美を感じさせるセンスの良いバラード曲から、情熱的な激しいパッセージの曲など多彩な演奏です。特にオリジナル曲のメロディラインの秀逸さが前作にも増して冴えている感じで、4、6、10曲目のオリジナル曲がGOODです。いわゆる弾き倒す感じの王道ピアニストとは違う現代的なセンスのある演奏力と曲風を感じます。おすすめ盤。ジャケットも高級化粧品のパッケージみたいなデザインで美的センスがオシャレでGOODです。 | |
Piano- 高木里代子 Bass- 勝矢匠 , Drums- 山内陽一郎 |
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10曲目のライブ演奏をご覧ください。 中央▲マークを2回クリック |
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Jazz 最近の新作CD 2021/10月紹介 |
西山 瞳トリオ アルバム「コーリング」 を紹介します。 |
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ベテランの女性ピアニストのピアノトリオ。全曲オリジナル曲で、格調高いセンチメンタルな曲が中心です。深く染み入る情感を感じさせ芸術性が高いです。過去のアルバム「I'm Missing You」が当サイト名盤認定で、それと近い作風を感じます。おすすめ盤。 | |
Piano- 西山 瞳(にしやま ひとみ) Bass- 佐藤恭彦 , Drums- 池長一美 |
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Jazz 最近の新作CD 2021/9月紹介 |
Junichiro Mataga (又賀 純一郎) アルバム「Sketches」 を紹介します。 |
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ニューヨークで活動中のピアニストのピアノトリオ演奏。オリジナル曲をメインにダークで深みのある楽曲が中心です。中盤に毛色の違う曲もあり拍子抜けする部分もあるものの、全体的に玄人受けする感じの含蓄ある曲が多いです。おすすめ盤。 定額の音楽サービスApple MusicやAmazon Musicなどでも聴けます。 Amazonではmp3販売のみ、CDはDisk UnionやTower Recordで販売中です。 |
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Piano- Junichiro Mataga(又賀 純一郎) Bass- 山田吉輝 , Drums- 永山洋輔 |
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Amazon.co.jp(mp3) | |
Disk Union(CD) | |
Jazz 最近の新作CD 2021/7月紹介 |
外山安樹子トリオ アルバム「Letters」 を紹介します。 |
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女性ピアニストのピアノトリオ。当サイトでも多数のアルバムを名盤認定しているピアノトリオです。いつもはメロディアスなオリジナル曲を演奏していますが、初めてのジャズ・スタンダード曲集。定番のスタンダード曲のキレイなメロディラインを生かした演奏で光彩を感じさせます。 当サイト[準名盤]認定盤。 |
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Piano- 外山安樹子 Bass- 関口宗之 , Drums- 秋葉正樹 |
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Jazz 最近の新作CD 2021/4月紹介 |
Yukari アルバム「Sparkling Eyes」 を紹介します。 |
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日本人の女性ヴィブラフォン奏者。ほとんどオリジナル曲です。爽やな曲もバラードも美しいメロディラインで、演奏も品があります。聴きやすい曲がほとんどでスムースな流れです。全体的な品の良さ、聴きやすさにおいて、ヴィブラフォン作品としては、なかなか現れないレベルであり良作です。おすすめ盤。 | |
Vibraphone & Marimba- Yukari Piano- 飯島瑠衣 , Bass- 中林薫平 Drums- 森永哲則 Vibraphone- 赤松敏弘(2,7) |
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Jazz 最近の新作CD 2020/12月紹介 |
Till Bronner & Bob James (ティル・ブレナー & ボブ・ジェームス) アルバム「On Vacation」 を紹介します。 |
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ドイツ人の人気トランペッターTill Bronnerと、誰もが知るベテラン人気キーボード&ピアノ奏者Bob James。フュージョン、スムース・ジャズ系の曲も多い2人ですが、基本的にジャズ曲が多く、「On
Vacation」のタイルトどおり、リラックス出来る曲が多いです。Till Bronnerは得意のマイルドなボーカルも3曲歌唱。Bob Jamesも基本的にピアノ演奏。 センスの良い曲がほとんどで、オシャレな感じです。おすすめ盤。 |
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Trumpet(& Vocal)- Till Bronner Piano&Keyboard- Bob James Bass- Christian Von Kaphengst, etc Drums- Harvey Mason, etc |
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Amazon.co.jp 輸入盤 | |
Amazon.co.jp 国内盤 | |
Jazz 最近の新作CD 2020/10月紹介 |
Rina アルバム「Rina」 を紹介します。 |
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日本人女性ピアニスト。 小曽根真のプロデュース。 全曲オリジナル曲でピアノトリオ7曲とソロ・ピアノが1・9曲目。ガッツある硬派な演奏と曲風が印象的です。作曲力が有り、急暖、飽きさせない躍動感あるフレッシュな曲と情感ある曲で占められています。早弾きの部分も単に引き倒すと言うよりもキビキビとした洗練された演奏に感じます。なかなか良い出来です。 (ただ、簡単なアーティスト名とセルフ・タイトルが検索の時代にあって、なんとも頭悪い感じですが、世界デビュー盤と銘打ってるので、覚えやすく印象に残るように、あえてシンプルにしているのでしょう。"上原ひろみ"とかも海外向けはHiromiですので。) |
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Piano- Rina Bass- 中村恭士 Drums- Jerome Jennings |
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Rina インタビュー記事サイト | |
Jazz 最近の新作CD 2020/8月紹介 |
広瀬未来(ひろせ みき) アルバム「ゴールデンマスク」 を紹介します。 |
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トランペッター。最近、次々に良質なアルバムをリリースしている注目の国内レーベル[ Days Of Delight ]からの発売です。オリジナル曲のメロディラインが良く、サックスとの2管で、ハード・バップの1、3曲目などがカッコ良いです。
ピアノの片倉真由子のバッキングも引き締まっていて、曲を盛り上げています。スタンダード3曲の選曲はバラード曲で、急暖、織り交ぜています。 広瀬未来は36才。New Yorkでの活動10年ほど含みプロ活動は18年ほど。過去に3作のリーダーアルバムがあります。 プロデューサーでありレーベル創設者でもある平野暁臣(ひらの あきおみ)という人は芸術家:岡本太郎の親戚で、太陽の塔(大阪万博の遺構)の再生プロジェクトにも関わったそうです。だからジャケットが太陽の塔です。Days Of Delightレーベルのアルバムの良質さは、この平野暁臣さんがキーマンになっています。澤野工房の澤野由明さんみたいな存在です。 |
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Trumpet (& Flugelhorn)- 広瀬未来 Sax- 山口真文 , Piano- 片倉真由子 Bass- 中林薫平 , Drums- 山田玲 |
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Days Of Delightレーベル ホームページ | |
Days Of Delightレーベル コンセプト | |
広瀬未来 インタビュー記事サイト | |
Jazz 最近の新作CD 2020/5月紹介 |
松本あかねトリオ アルバム「Everyday is New Day」 を紹介します。 |
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新人の女性ピアニストのピアノ・トリオ。ジャズマニアには知られた松本茜とは別人のひらがなの"松本あかね"。松本茜は鳥取県出身で日本大学卒業。この"松本あかね"は東京都出身で洗足学園音楽大学ジャズコース卒業。全曲オリジナル曲でポップな雰囲気の曲風が中心です。軽やかに流れていきプロモーションの説明どおりのハートフルな感じ。特に4、10曲目のスムースで軽快な曲が良いです。5曲目はビ・バップ風味でクール。全体的にジャズから離れてイージーリスニング・ピアノになっているかというと、そういうわけではなく、スウィングしている所はスウィングしているし、ジャズ・ピアノの範疇にあるピアノ・トリオ演奏です。なかなか良いです。 同時発売のアルバム「Beginning Of Life」の方はソロ・ピアノで、イージーリスニング・ピアノ系統の演奏が中心で、情景が浮かぶような情感ある曲が多く、5曲目だけハードな曲。 そのソロ・ピアノ・アルバムよりも、こちらのピアノ・トリオ「Everyday is New Day」の方が聴きやすさでは良い感じです。 |
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Piano- 松本あかね Bass- 安田幸司 , Drums- 今泉総之輔 |
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